南吉田小学校を視察 子どもたちの学びを豊かに確かに
横浜市南区にある南吉田小学校には、外国につながる子どもたちの転入学が、相次いでいます。
現在、外国につながる子どもたちの割合の方が多くなっている。
横浜市は、吉田中学校の第2校舎に外国につながる子どもたちのための学校を、つくる準備を進めている。
そこで、より良い教育・学校をつくるにあたって現状を見せていただこうと、南吉田小学校に伺った。
日本語教室。
来日したばかりの、日本語が全くできない子どもたちが、授業についていくことができるように、まず学校でのくらしを丁寧に解説して、覚えてもらうことから始まる。
この日は、近づいてきた運動会について、教えていた。
1年生が一番多く入ってくる。トイレの場所を教える。お腹が痛い、トイレに行きたいがいえるようにする。そこから始める。
1年生から6年生までの授業も見せていただいた。
1、2年生は35人以下学級なので、どのクラスも30人以下の学級で、非常にゆとりを感じる。クラスの半分以上の外国につながる子どもたちにも対応できると実感する。
しかし、3年生以上は、どのクラスも40人近いので、先生の苦労がひとしおではない感じだ。
一方で、合唱、習字、図工制作と、生き生きとした作品が並んでいる。合唱を聴かせてたいただいたが、素晴らしいハーモニーだ。
それぞれの良さを認めあいながら、豊かな教育実践がさらにすすめていくことができるように、人員の増が急がれると感じた。
2016年09月29日 00:46