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【鳥取県立図書館視察】:教育・スポーツ振興対策特別委員会 県外調査・視察(二日目午前中・)

昨日より3日間、教育・スポーツ振興対策特別委員会 県外調査・視察に鳥取県鳥取市・境港市にきています。


人口57万人の鳥取県立図書館の予算は、神奈川県立図書館の二倍以上の一億円超となっています。神奈川県の人口は、907万人、人口の63%が政令指定都市の神奈川県ですので、半分程度であると考えても、一人あたりかけている費用としては、(感覚的に言うと)神奈川県の10倍近くになります。

まさにメリハリのある投資の在り方、予算の使い方は、本当に衝撃的でした。実際に来ないとダメだと感じます。

(午後の視察も飛びぬけて素晴らしい取組みを調査・視察させて頂きました。区分して、後程、アップします。)


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(寺崎雄介議員のコメントを引用):

鳥取県立図書館の取組は全国有数!

鳥取県の人口は相模原市より少ない約57万人です。一方で県立図書館で行っている取組は、神奈川県を上回っています。全国有数の先進事例が多くありました。

県は広域行政体です。広く県内の隅々まで視点をあて、住民に身近な市町村を支援する必要があります。境港等の県西部からも要請があれば、宅配便を利用して本や資料を届けています。

また法律で義務付けられているにも関わらず、十分に図書館を設置できない特別支援学校(養護学校)へも同様の取組を行っています。障がい児の学力向上に効果があります。

今、神奈川県立図書館は大きな課題を抱えています。一般の貸出と閲覧の制限が検討されたこと。川崎図書館が現在の場所では維持出来ず、移転が行われること。等々です。

知的財産の保全は重要です。市町村単位では規模として難しい点もあります。県が引き続き役割を果たす必要があります。財源論をこえた議論と検証を行ってまいります。

(以上、引用終わり)

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11月15日(火)午前中

調査箇所名: 鳥取県立図書館の取組み

所在地: 鳥取市尚徳町

調査の目的: 鳥取県立図書館は、地域に貢献する図書館という使命の下、全国に先駆けてビジネス支援事業を開始するなど、活気ある図書館として高い評価を受けている。また、学校図書館の活用により、児童生徒の主体的に学ぶ力を育成するため、都道府県立としては初となる「学校図書館支援センター」を開設し、就学前から高校まで一貫した学校図書館活用教育を推進し、学校の教育活動を支えているほか、行政支援として議会図書室や県庁内図書館との連携にも取り組んでいる。 本県においても、県立の図書館の再整備に向けた検討がなされているが、今後の県立の図書館の役割や在り方を考える上でも、同館の先進的な取組を調査することにより、今後の委員会調査の参考に資する。

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【写真】: 鳥取県立図書館の取組み視察の様子。


カテゴリー:政務調査活動(視察)
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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

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