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子どもの安全再優先でみんなが取り組むー通学路の安全についてー緊急申し入れ

日本共産党港南区委員会は、この度、通学路の安全について港南区と横浜市に対して緊急の申し入れを行った。

区内桜岡小学校の通学路で起きた小学生の死傷者を出すと言う痛ましい事故は、子どもの安全対策は、学校や地域任せ出なく、行政が子どもの安全第一で、改めて学校通学路について見直し取り組んでいかなければならないことを私たちに突き付けたと思う。私たち自身も含めた大人社会全体の問題として、不十分だが、ともかく早く一歩を踏み出していこうと緊急に申し入れを行った。


申し入れ全文は以下。


緊急申し入れ

通学路の安全について 2016.11.1
日本共産党港南区委員会 みわ智恵美


 10月28日、桜岡小学校の通学路で、事故を起こした軽トラックが横転して小学生の列に突っこみ、小学1年生が1人亡くなり、児童8人が重軽傷という大事故が起こりました。通学途中事故に巻き込まれた痛ましい事故で、関係者の皆様の心痛を思うと胸が張り裂けそうです。この道路は、普段から危険道路とされていて、車の運転者も注意して走行していると思います。これまで大きな事故は聞いたことがありませんでした。
しかし、失われた命を取り戻すことのできない申し訳なさがつのる中で、私たちは事故を防ぐことできなかったのかとの思いを拭うことはできません。大人社会がもっと、子どもたちの安全再優先でできることはなかったのか。

今、どの道も車が入り込んできています。大通りでなければ安全だということも言えません。それでも、この事故が改めて私たちに突き付けた、安全な通学路にしてねという子どもたちの願いに応える取り組みにもっともっと、力を入れなければならないと思います。

まずは、通学路の安全点検を、改めて、学校・行政が責任を持って行うことではないでしょうか。学校任せや地域任せではなく、行政としても街づくりをしてきた責任者として取り組む必要があると思います。私たちも、改めて取り組んでいきたいと思います。

横断歩道、グリーンベルト、路側帯、停止線、などの白線が薄くなっているところは、行政としても率先して県警に申し入れることも必要だと思います。

また、この通学路では、バスが止まって、降りる乗客と子どもたちの通行はどうなっていたのでしょうか。通学路をバスが通っている地域は各地にあります。公共交通機関との連携はどうなっているのでしょうか。

子どもたちの安全再優先で、私たちの街の見直しをしていただくよう申し入れます。


*この申し入れに対する回答を、できるだけ早く年内にいただければと思います。よろしくお願いします。

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横浜市会議員〈港南区〉

三輪 智恵美

みわ ちえみ

三輪智恵美

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