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予算特別委員会で質問しました―高齢者の安心のくらしを

今日は、予算特別委員会の局別審査で、私は、健康福祉局の審査を行った。


質問で、生活困窮者が利用する無料低額宿泊施設についてでは、横浜市内の45施設で昨年20人の方が施設の中で亡くなっていたことが分かった。


10年以上も、このような宿泊所でくらしている事態は問題で、しかも生活保護を受けている方が9割以上という状況。ひとりひとりの命に向き合う、自立的な暮らしができる支援が必要だ。


局からは、施設のあり方を決めているガイドラインの見直しも含めて取り組むとの回答だった。


生活援助員派遣事業(LSA)がモデル事業として導入されている市営ひかりが丘住宅における実績などについて質問した。


無料で月一回訪問し、週2回は、相談事業を自治会室を使って実施している。訪問は、手を挙げた方だけだが、この月一回のアウトリーチによって、114人を訪問しているが、介護保険制度につながった方が12人いらっしゃったということだ。自分から申請しなければならない介護保険制度に、訪問事業によってつながったことは重要だ。


介護保険制度の2015年度の制度改定では、低所得者への補足給付が一部廃止された。これに伴って利用料がの特別養護老人ホームからの退所について質問した。


横浜市内では聞いていないということだったが、市民のくらしをつかむためにも、実態を調査をするべきと求めた。


最後に鯉渕局長に、国民年金受給額でも、ひとりぐらしの高齢女性でも安心して暮らせる住まいの確保について、高齢者居住安定確保計画に入れるべきと求めた。

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横浜市会議員〈港南区〉

三輪 智恵美

みわ ちえみ

三輪智恵美

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