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シンガポール調査報告①

4月4日から7日の日程で、シンガポールを訪問していまいりました。


●日本貿易振興機構(JETRO)シンガポール事務所
国土の小さなシンガポールは天然資源が乏しく、人口・市場規模が限られており、 早くから外需に依存した経済戦略に特化してきました。世界から観光客と優れた人材を集めることに力を入れるシンガポールにとって、観光産業の低迷そして都市としての相対的な魅力を喪失しつつあることを大きな問題と捉え、2004 年に IR導入の本格的な検討に踏み切りました。それまでカジノ導入を一切認めずクリーンなイメージを維持してきたシンガポールでカジノを含む IR(統合型リゾート)を導入するということは国の方針を大きく方向転換する一大事でありました。
経済力を増す中国大陸からの観光客の増加、近隣諸国でのカジノの流行、ディズニーランドを開業した香港やカジノに巨大投資するマカオなどライバル都市の台頭に直面して、機を捉えた 2005 年にIR 導入を決断しています。
早くもその5年後の 2010 年には、2つの IR を開業させ、急速に観光収入及び観光客数を増加させています。
2001年752万人だった外国人観光客が2016年1640万人にも伸び、その8割近くはアジアからの観光客が占めています。
来訪される外国人へ発信する施策について調査しました。
●日本政府観光局(JNTNO)シンガポール事務所
主要な市場に海外事務所等を設置し、外国人旅行者の誘致活動を行う政府機関。
世界の主要な国々が政府観光局を有して、熾烈な外客誘致競争を展開しています。
日本政府観光局(JNTO:Japan National Tourism Organization、正式名称:独立行政法人 国際観光振興機構)は、東京オリンピックが開催された1964 年、我が国の政府観光局として産声をあげ、50年間にわたって訪日外国人旅行者の誘致に取り組んできた日本の公的な専門機関です。
日本への外国人の訪日旅行のプロモーションや旅行会社やメディアとの連携、マーケティング情報の収集・分析等を行ったり、現地消費者に対しての情報発信も実施しています。
2016年訪日された外国人は2404万人 そのうち東アジアからが4分の3 、またシンガポールからは337万人で国民の10人に1人が訪日されていて、さらには7割が2回以上のリピーターとなっているとの事。
神奈川県観光における外国人観光客の受け入れ体制など、観光立県神奈川に向けた施策につなげてまいります。

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