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京都や神戸の街並みを観ながら、景観の在り方について意識して見て参りました。

8月23日まで3日間、京都府京都市・兵庫県神戸市へ神奈川県議会 総務政策常任委員会 県外調査として訪問させて頂きました。

タイトな日程ながらも、

京都や神戸の街並みを観ながら、景観の在り方について意識して見て参りました。


/京都市では、50年後、100年後も光り輝く京都であり続けることを目指して、市民・事業者・経済団体等、市民ぐるみで長年の議論を踏まえ、建物の高さやデザインの規制強化等をはじめとする「新景観政策」を平成19年9月から実施しています。


その中で、歴史都市・京都の景観をかたちづくる重要な要素として位置付けている屋外広告物についても、美しい品格のある都市景観を形成するものとなるよう、屋上屋外広告物の市域全面禁止をはじめ、地域の特性に応じて「大きさ」、「色」、「表示できる高さ」など、全国でも例を見ないきめ細やかな基準を設定し、規制を行っています。


現在では、京都市内の広告景観は劇的に向上しました。京都市の屋外広告物規制は、屋外広告物の撤去を目的としたものではなく、地域の特性に応じた一定の規制を行うことにより、町並みに調和した京都にふさわしい屋外広告物の設置、ひいては良好な広告景観を創出することを目的としています。


/現在私は、神奈川県屋外広告物審議会の委員に就任しています。所掌事務は「屋外広告物法に基づく屋外広告物の掲出等につき知事の諮問に応じて調査審議し、その結果を報告し、又は意見を建議する」ことでありますが、京都の町並みを意識して廻らせて頂き、大変、勉強になりました。


【写真】: 公衆トイレなど公共施設は言うに及ばず、あちらこちらにあるタバコ屋さん、マクドナルドやヨドバシカメラの看板や外装もシックに統一されていました。パチンコ屋さんも看板・外装の色味を落としていてびっくりしました。先斗町には、先斗町デザイン集「このまちのしつらえ」 があり、これに基づいた街づくり・景観づくりが行われています。


カテゴリー:県議会, 政策研究・勉強会, 政務調査活動(視察), 佐藤知一コラム
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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

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