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神奈川県議会 総務政策常任委員会 県外調査最終日/京都府庁(新産業創出・関西イノベーション国際戦略総合特区の取組について)

本日までの3日間の予定で、京都府京都市・兵庫県神戸市へ神奈川県議会 総務政策常任委員会 県外調査として訪問しています。

本日最終日の視察先は、京都府庁(新産業創出・関西イノベーション国際戦略総合特区の取組について)です。


神奈川県においても、さがみロボット産業特区、京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区、国家戦略特区(東京圏)と3つの特区を戦略として展開しています。


国際戦略総合特区としては、全国で7地域(神奈川県の京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区を含む)で展開されています。※ 神奈川県の京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区は、この7地域の中で、最も評価点が低く、平成26年と27年の評価点の比較においては、東京と神奈川のみが、評価点が落ち込み、また、東京と比べても神奈川県の評価は大きく落ち込んでいます。

私も神奈川県の国際戦略総合特区においては、国へ申請する前から、県議としてかかわって参りましたが、評価を見る限りでは、突出して成果が出ていない状況にあります。


関西イノベーション国際戦略総合特区に対する評価・検討委員からの指摘事項においては、

「・日本を代表する多くの自治体の連合体の実績としては物足りない。取り組み内容に特徴が乏しく、特区としてのアピール力に欠ける。特区に参画している自治体間の一層の連携を求めたい。」

との意見もあるとお聞きしました。


/また、御挨拶の中では、京都府は「お茶」に力を入れているとのことで、本日も京都の缶入りお茶をお出し頂きました。


美山町は国土庁が選ぶ「水の郷」に京都府で唯一認定されている地で、湧き水が有名で、今も水を汲みに来る人が絶えないとのことです。神田の水の前に美山名水株式会社があり、本日ご提供頂きました缶入り茶は、ここの湧水を汲み上げた水を使用し、京都産のお茶で煎れたものとのことです。


8月23日(水)

調査箇所名: 京都府庁(新産業創出の取組について)

所在地: 京都府京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

調査の目的: 京都府では、関西の3府県・3政令市(京都府、大阪府、兵庫県、京都市、大阪市、神戸市)が、行政区域を越えて関西の強みが生かせる6分野で共同申請した「関西イノベーション国際戦略総合特区」を平成23年9月30日に国の指定を受けている。関西が取り組む政策課題として、産業の国際競争力向上を目指し、国際戦略総合特区制度の利点(規制の特例措置、税制、財政支援、金融上の支援措置)を最大限活用して、イノベーションプラットフォームを構築し、研究、開発から産業化、実用化につながる取組を促進することにより、「けいはんな」発の新産業を創出し、国際競争力の強化の取組を進めている。 本県においても、京浜臨海部における国際競争力を高める研究、開発技術の国際標準化等の確立や、科学技術政策の総合的推進及び政策研究などを推進していることから、同府の取組等を調査することにより、今後の委員会審査の参考に資する。


【写真】: 神奈川県議会 総務政策常任委員会 県外調査最終日/京都府庁(新産業創出・関西イノベーション国際戦略総合特区の取組について)/御挨拶の中にでてきた京都産「お茶」。


カテゴリー:県議会, 政策研究・勉強会, 政務調査活動(視察)
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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

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