• このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

神奈川県議会常任委員会A日程として、総務政策、防災警察、県民スポーツ、環境農政の4常任委員会開会

本日も朝一番で県議会に登庁しました。

午前10時30分から、神奈川県議会常任委員会A日程として、総務政策、防災警察、県民スポーツ、環境農政の4常任委員会が開かれます。私は、総務政策常任委員会に所属しています。

神奈川県議会において、総務政策常任委員会は、8つある常任委員会の県政順位第一位ということもあり、(委員会採決日は)全ての常任委員会の終了を待って、閉会となります。一番最後まで残り、責任を果たす役目があります。


/神奈川県議会常任委員会は、常設されている委員会で、それぞれの所管事項について調査、本会議から付託された議案や請願・陳情を審査します。現在は、条例によって8つの常任委員会が設置されており、議員はこのうちいずれか1つの委員会に所属(議長は除く)しています。


本日は、私も総務政策部会の部会長として、質問に立ちました。本日の私の質問は、大きく分けて、「地方消費税の清算基準の見直しに係る、現段階における検討の方向性について」「働き方改革の推進について」の二点について取り上げました。


本県では、職員のワーク・ライフ・バランス及び効果的な働き方を推進し、行政組織の総合力を高めるため、職員の働き方改革を推進しています。「県西地域の中心市のあり方に関する2市協議について」「特例市の中核市への移行について」も質問を準備しておりましたが、持ち時間切れとなりましたので、今後も引き続き、取組むべき課題として対応して参ります。


閑話休題。 委員会中、私のした質問のうちの一つに以下のようなものがありました。 (のちほど公表される議事録・会議録が正確なものとなります)

~~~~~

7月24日から9月6日までの日程で、政府の「テレワーク・デイ」と連動して、「県庁 テレワーク・トライアル in SUMMER」を実施したと承知しております。テレワークの条件緩和については、登録職員数は、46人、利用回数は、延べ64回と御報告頂きました。回数としては、非常に少ないと考えますが、いかがお考えでしょうか。また、県庁 テレワーク・トライアル in SUMMERにおいては、「要件緩和」と「幹部による試行」がセットとして、行われたと承知しております。幹部による試行、全局長が期間内にテレワークを実施したことについてのご報告は、どの様になっているのか、実績と評価について、教えて下さい。

~~~~~

と質問したところ、「全局長が期間内にテレワークを実施したこと」については、レギュラー局長16名、担当局長4名中、9名しかテレワークを体験していなかった状況にありました。(レギュラー局長という表現は、答弁時に使用された表現を私もそのまま使用しました)

「県庁 テレワーク・トライアル in SUMMER」実施については、「要件緩和」と「幹部による試行」がセットとして、行われたわけですが、なぜか総務政策常任委員会の説明資料からも、「期間内に全局長がテレワークを実施すること」についての「取組み実績及び、評価」が実績報告から抜けていました。

全局長が期間内にテレワークを実施したことについては、なぜ、「報告資料に掲載していなかったのか」それ以上の追及・確認は、することは致しませんでしたが、もしかしたら、やらなかった局長の気持ちを「忖度」してのものであるのではないかと推察します。

むしろ、(全局長のテレワークの実施は)すでに決まっていることなので「局長、きちんと決まったことは、おやりなさい」という意味で、担当する職員が、実績数を公表できるようでなければ、県庁においてのテレワークなど、実現できるはずもないと考えています。質問のやり取りは、一部ちぐはぐになったところで、局長による補足答弁がでたり、その後、答弁修正が出るなど、不本意なものもありましたが、私は、そこは問題にしていません。現場の方々には、頑張って頂きたいと強く願っています。


以下は、本日述べた私の要望事項です。

~~~~~

当然ながら、部署によって異なるものという前提でありますが、一日そとにでているような部長や職員がいる場合にも、机が序列に従って横並びに配列されるレイアウトは有効なのだろうか。といったことも課題として認識する必要があると考えます。対象とする県民から離れたオフィスに自席を持つくらいなら、県民に近い場所にこそ、作業スペースを持つ方が有効ですし、サテライトオフィスを特別なものとせずに、有効に活用していく環境を整える必要があります。先行する事例を見る限り、重要なのは、オフィス政策の「合理性」です。紙を減らすことでスペースにも余裕ができるようになる。キャビネットの跡地には、打ち合わせスペースやサテライトオフィスが生まれてきます。行政においても、自由度の高いワークスタイルを支えるコミュニケーション環境を整えて、時間や場所にとらわれないワークスタイルを実現して頂けるよう要望します。


また、本年3月に国から働き方改革実行計画が示されました。本県としても、長時間労働の是正や同一労働同一賃金に向けた取り組みなどが、喫緊の課題として求められているところであります。働く者の環境を改善するために、県として県職員はもとより、イクボス宣言に代表されるような県主導で民間にも波及するような実効性ある取り組みを積極的に行うことをこれまでも県議団として強く求めて参りました。今回、働き方改革の推進について、上半期の取組み実績及び、評価についてご報告を頂きましたが、非常に見ていて歯がゆい状況でありつつも、取り組みが行われていることに関しては、評価するものであります。具体的な課題については、きちんと把握できていないようにも思われます。今回の質問を通じて、指摘をした課題についても議論し、問題の把握と課題の解消に向けた取組みを強く、要望します。

~~~~~


/明日午前中が締切りとなっているタウンニュース厚木版に掲載する活動報告原稿も、本日無事に校了しました。担当の方には、いつもお世話をおかけしています。これから、正月版の原稿作成にも取り掛からなければなりません。

特別委員会も含めて、委員会での審議も続きますが、並行して頑張ります。



カテゴリー:県議会, 活動日誌
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

佐藤知一

プロフィールを見る

BLOG

佐藤知一の政治の村ブログ

一覧へ