おはようございます。
昨日は、総務委員会正副委員長（織田議員と私）と花輪議員と共に、「生きた学校図書館をめざす会川崎」と「宮前区小学校図書ボランティアの会」の方と要望書を砂田副市長に手渡しいたしました。




厳しい財政状況ではありますが、方向性は同じ路線ですのでしっかり市長に伝えると、お話をいただきました。

要望書の内容は次の通りです。

去る７月１８日川崎市議会総務委員会で「川崎市の全書学校・中学校の学校図書館に専任、専門、かつ常勤の学校司書を計画的に配置することに関する請願」と同じ願意の陳情４本が一括審査され、全会一致で「採択」されました。この結果を受けて、下記のことを要望いたします。

１、学校司書が川崎市の全小・中学校に専任で常駐するように、段階的に全校配置を進める計画を確実に実施してください。現在策定中の川崎市総合計画、教育プランにこの計画の具体的な行程を明記してください。

２、平成２７年（２０１５年）度、各区に１校専任の学校司書の配置をそれぞれモデル校として実施し、その効果を速やかに検証してください。

３、学校司書の職務が、継続的な勤務に基づく知識・経験の蓄積が求められることから、継続的・安定的に職務に従事出来るように、以下の雇用条件に最大限のご配慮をお願い申し上げます。
・公教育を保障する責任は行政にあり、必ず教育委員会雇用であること
・現在の学校図書館コーディネーターと同等の資格要件と給与水準
・児童・生徒が在校中は学校図書館が常時開館出来るように、１校専任、週５日勤務
・現行の５年雇用止めの見直し

です。

学校図書館法の一部を改正する法律
学校図書館法（昭和二十八年法律第百八十五号）の一部を次のように改正する。
（学校司書）
第六条　学校には、前条第一項の司書教諭のほか、学校図書館の運営の改善及び向上を図り、児童又は生徒及び教員による学校図書館の利用の一層の促進に資するため、専ら学校図書館の職務に従事する職員（次項において「学校司書」という）を置くよう努めなければならない。
２　国及び地方公共団体は、学校司書の資質の向上を図るため、研修の実施その他の必要な措置を講ずるよう努めなければならない。

附則
（施行期日）
１　この法律は平成二十七年四月一日か施行する。　

これから、川崎市がどういった動きを見せるのか、注視して参ります。


さて、本日は、総務委員会が開催されます。

総合企画局の所管事務の調査（視察）スマートシティ戦略の推進について（川崎臨海部水素ネットワーク構築事業）横浜市神奈川区にあります千代田化工建設㈱に行ってきます。