原典之

川崎市議会議員〈中原区〉

原 典之

はら のりゆき

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12月本会議一般質問要旨

2015年01月05日 10:17

12月の本会議におきまして「防災対策について」と「スポーツのまち川崎及び中原区政について」の2点を質問致しました。

本日は「防災対策について」の要旨を掲載いたします。

質問1:8月10日の台風11号で三重県四日市市では約31.5万人に避難指示がでたが、避難者は約500人で、避難所のキャパシティは3万人程度しか無かった。本市の体制及び情報伝達の現状は?

答弁1:災害が発生又は発生の恐れがある場合につきまして、市民の生命を守り、被害の拡大の防止のため、地域を指定し避難勧告等を行い、避難所や浸水の恐れが無い安全な場所に避難していただく。なお避難所等へ移動することがかえって危険を伴う場合などについては屋内待避による安全確保をお願いする場合もある。また避難所が受け入れ困難となる場合は、避難所補完施設として定めのある、子供文化センターや町内会館等にも開設し対応していく。
避難情報の伝達については、メールニュースかわさき、緊急速報メール、同報系防災行政無線、広報車、消防車両など様々な手段を用いてお知らせし、今後も的確な情報伝達に努めて行く。


質問2:郡山市では、道路冠水等の内水氾濫、川等の決壊による外水氾濫と2種類のハザードマップがあるが、本市には何故、内水氾濫マップがないのか?

答弁2:内水ハザードマップに代えて、毎年、過去10年間の大雨による家屋の浸水被害状況を地図上に示した浸水実績図を作成し、ホームページ等に公開するとともに、地域の状況を認識し、大雨時等の対策に役立てていただいている。

質問3:避難所施設の鍵管理者は、175箇所ある避難所に対し鍵の管理者が一人しかいないところが47箇所ある。複数の方に持っていただき、本市が把握することも重要と考えるが?

答弁3:災害時における迅速な避難所の開設、運営に向けて自主防災組織を中心とする複数の地域の方々に鍵の管理をしていただくことは、重要なことと認識している。避難所運営会議の場などを活用し、引き続きご協力をお願いしてまいりたい。

質問の最後に、一つの鍵を複数の方々に管理を行っていただくのか、鍵を複数作り管理を分散するかは、地域によって特色が違いますので、一概には言えませんが、負担軽減を図りながらも、迅速な避難所開設運営に対し引き続きよろしくお願いします、と要望させていただきました。