政府は16日、2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の建設計画を抜本的に見直す方針を固めました。国際公募のやり直しも含め検討する。総工費が2520億円に膨らむ現行案では国民の理解が得られないと判断したとのことであります。
この新国立競技場の建て替え計画の見直しにより、東京五輪の前年に開催される「ラグビーワールドカップ」は、日産スタジアム(神奈川県横浜市)もしくは、味の素スタジアム(東京都調布市)にて開始される公算が大きくなりました。
手前味噌になりますが、昨年12月の総務政策常任委員会(2014年12月18日)において、私はこの問題について以下の様に取上げました。
~以下、会議録より引用~
さとう(知)委員
引き続き質問させていただきますが、全面建て直し工事によって建設される予定の新国立競技場については、2019年のラグビーワールドカップ及び2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる予定であります。
ただ、新国立競技場については、デザイン、安全、費用などの面で議論が起こっておりまして、私個人的には世界に誇れる競技場が早期に完成するように見守っているところでありますけれども、万一のことがあっても、先ほど言われた7万2,000人収容の横浜国立総合競技場があるから問題ないと考えておりますが、この点については、例えば決勝戦が行われるメインスタジアムとしても、もし引き受ける必要があれば引き受けることは可能なのかどうか、お伺いいたします。
企業連携担当課長
国内の組織委員会でございますラグビーワールドカップ2019組織委員会からは、開幕戦と決勝戦は新国立競技場で開催することを予定していると伺っております。また、この新国立競技場の整備を担当しております(独法)日本スポーツ振興センターのホームページによりますと、同競技場の整備は2019年のラグビーワールドカップに間に合わせることが大前提になっているということでございます。
先日の新聞報道では、現在の競技場の南側の解体工事業者が決定したというふうにございましたが、今後2015年、来年の9月までに解体工事を終了し、2015年10月から新築工事を開始して、工期が42箇月で2019年3月に完成させるとしてございますので、このスケジュールでラグビーワールドカップの会場として整備されていくものと承知しております。
さとう(知)委員
様々競技場の整備が進んでいるということでありますが、現状においても当初の予定どおり、新国立競技場は8万人規模のスタジアムとして、再整備を進めているという認識でよろしいんですか、確認です。
企業連携担当課長
新国立競技場の整備を担当しております日本スポーツ振興センターのホームページ情報でございますが、繰返しになりますが、2019年のラグビーワールドカップに間に合わせるということが整備の大前提だということでございまして、8万人規模のスタジアムとして再整備をしていくと認識しております。
~以上、会議録より引用~
この答弁をみる限り、当初から、ワールドカップのメイン会場としての使用を想定してはいない訳ですが、
昨年の当該委員会で要望をしていた通り、ラグビーワールドカップ2019に神奈川県と横浜市が共同で開催都市に立候補したからには、しっかりとした成果を目指して対応を進めていただきたい、「責任から逃げる事の無い様に進めていただきたい」と考えています。
各課題については、ラグビーワールドカップ2019組織委員会にも神奈川県からしっかりと働き掛けをしていただきたいと重ねて要望をしておきます。
【写真】: 子ども達が蒔いた朝顔の種が、芽を出し、やっと花を咲かせました。種を蒔いて成長を見守り、花を咲かせたことに満足感を味わっている感じです。次は、ヒマワリの花ですが、危機的な状況です。イオン厚木店で買った御当地おにぎり。鶏もつ煮おにぎりとソースかつおにぎり。おもいのほか美味しかったです。厚木市小野に新しくできたインド料理屋さん「ザ リトル インディア」に行って参りました。
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