佐藤知一

県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

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本日は 神奈川県議会国際文化観光スポーツ常任委員会・県外調査2日目/一般社団法人長崎国際観光コンベンション協会/長崎市文化観光部出島復元整備室/嬉野温泉 和多屋別荘/OIC(Onsen Incubation Center)/株式会社イノベーションパートナーズ

2022年11月08日 22:55

本日は、神奈川県議会国際文化観光スポーツ常任委員会・県外調査2日目。午前午後共に非常に充実した視察・現地調査となりました。視察先には「嬉野温泉 和多屋別荘」がありますが、温泉に入ることもなく、数時間で(次の視察に向けて)移動しました。創業70年以上の老舗旅館「和多屋別荘」の3代目である小原嘉元社長は、古き良きものを残しながらも新たな試みにチャレンジし、マスコミにも多数出演されている業界の超有名人です。移動しながら、厚木市の旅館が廃業している状況、私の世代の経営者が頑張っている状況などについてもお話をさせて頂きました。また、株式会社イノベーションパートナーズ 本田晋一郎社長の話も大変勉強になりました。佐賀銀行グループと包括連携協定を締結し、イノベーターを育成する話は大変興味深かったです。Onsen Incubation Center(OIC)事務局としてスタートアップ企業や起業家を支援 観光地での地域課題解決の推進・連携で地域創生・活性化を目指すというものですが、地域金融機関との連携については、先の私の厚木市長選挙チャレンジを表明した記者会見時にも表明をした施策の柱となり得るものです。その後も小原嘉元社長、本田晋一郎社長とFacebookでもつながり、今後も連携できることがあれば積極的にしたいと考えています。視察というといいイメージを持たれない市民も多くいらっしゃるかもしれませんが、神奈川県議会の視察は、いつも非常に有意義で多くのものを議会に持ち帰って質疑につなげています。

・視察3箇所目
所在地:長崎県長崎市
調査箇所名:一般社団法人長崎国際観光コンベンション協会/長崎市文化観光部出島復元整備室
調査の目的:長崎市 DMO 事業計画 2021-2025 を策定し、今後の観光施策の 方針として「『量』でなく『質』の重視」、「ロングスティの受 入環境づくり」、「安心安全モデルの創出」など、これまでの浅 く広く幅広いターゲットへの訴求ではなく、富裕層や若年層を ターゲットとした体験型観光施策への取組を行っている。本県も富裕層、MICE、教育旅行など多様なニーズや客層 に対応したテーマ別観光プロモーション事業を実施しており、 長崎市における観光及びコンベンション事業の振興に係る取 組を調査することにより、今後の委員会審査の参考に資する。

(昼食・移動中)2022年9月23日に開業したばかりの新幹線、長崎-武雄温泉区間で開業した西九州新幹線にも乗車しました。西九州新幹線が地元知事の反対で延伸してつながらない事情についても様々お聞きしました。リニア中央新幹線が、静岡県知事の反対で、神奈川県から先につながらす開業が遅れる見込みという状況によく似ていると私は思いました。正式な調査項目にはありませんが、負担金(自払い金)を支払って乗車しただけのことはあると思いました。

・視察4箇所目
所在地:佐賀県嬉野市嬉野町
調査箇所名:嬉野温泉 和多屋別荘/OIC(Onsen Incubation Center)/株式会社イノベーションパートナーズ
調査の目的:和多屋別荘は、創業70年を超える老舗旅館でありながら、嬉 野市及び民間企業と協定を締結し、仕事と休暇を合わせた働き方のスタイルであるワーケーションによる観光客誘致のため の環境整備を行った。ワーケーションのような仕事と休暇を組み合わせた滞在型旅行は、働き方改革などとも合致した新たな旅のスタイルとして、観光庁がその普及の促進を行っている。本県では、ワーケーションを推進する企業・団体等に対する補助をしていることから、官民連携によるワーケーションの取組という先進事例を調査することにより、今後の委員会審査の参考に資する。