城戸佐和子

小田原市議会議員

城戸 佐和子

きど さわこ

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進撃の巨人より見る今の世の中②

2024年01月12日 16:00

さて、最近投稿が進撃の巨人ばっかだと思われてる方!
それほどまでに、ぜひ読んでいただきたいストーリーがこの作品。
細部にわたって美しい描写はちりばめられているし、かつ最初から最後まで一字一句無駄なく意味があるというあまりに秀逸な作品です。

SNSで最終回のエンディングをシェアしたのだが、結局人類の歴史は繰り返しとなっている。

その話を分かりやすい映像と歌詞であらわしているのが以下の曲である。

 

 


あのストーリーの奥深さはこれらの歴史になぞっている部分にあり、
表面上人間的な情緒面だけではなく、
しかもただ単に巨人を倒す物語というだけではなく、
悪者がいるとかそんな安易な話でもなく・・・

ひたすら今の世の中がなぜ繰り返しているか。
どうして人間はそれを望み、〇争を望むようになるのか。
本当によくあらわされております。

さて、動画の歌詞から抜粋です。
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産めよ増やせよと 大地に満ちて
鋼鉄の鳥を空へ放った
自由は紅蓮の弓矢となって
何度も繰り返す
投げ返す石を捨てられずにいる
臆病な 《人類 (俺達) 》 が見上げた空
流星に似た 冥府の弓矢
歴史は繰り返す
そしてまた 《無 (ゼロ) 》 になる
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この歌詞を見てどう思うか?
ぜひ映像と共にご覧ください。
 産めよ増やせよ=人間
 鋼鉄の鳥=飛行機など科学技術やバベルの塔のように天に届かせようとする精神
 紅蓮の弓矢=ミサイルなど軍事技術
 
 投げ返す石=武器
 冥府の弓矢=核〇器
とも考えられる。
臆病な故自分で用意した弓矢が自分に牙を向き、自滅する人類。
 
何度も申しておりますように、このループの大元は

「恐怖から生まれる怒り」
今の世の中は大半の人間がそれに囚われております。
元々男性に多く、最近は男性社会に馴染むことで女性もそのようになってきている。

自身の本来の存在価値がわからず、生き方がわからない「恐怖」から生まれる「怒り」。

臆病な 《人類 (俺達) 》 が見上げた空

その時何を想うか。
想像できよう。
不安は天をも支配したくなる。
その結果支配者たる人間が生まれる。
それは誰しも持つ要素であり、現代のすべての人間が支配者であると自覚できるか。

それがこの後の世の中への布石となるだろう。

進撃の巨人は、「恐怖から生まれる怒り」の結果を体現してくれている奥深いストーリーである。

この奥深い意味を知ることで、行動のヒントとなるだろう。

歴史は繰り返す。

否。繰り返さないために皆で行動していくことができることを私は強く望んでいる。

私の行動原理は本来の意味の「調和」というものを、
ただただ自分の目で見てみたいという知的欲求が一番大きい。
そのような時代があったと聞くのではなく、自身も体感したいし、その上で目でしっかり見て、その世界の証人となることを望む。
その結果子どもたちや未来がそれを体験できる世の中になれるならば悪くはないだろうと思っているのである。
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ちなみに、アニメ版の方が迫力があるので、ぜひ見てね