(メモ・備忘録):産経新聞(2016年12月16日)「パチンコ出店、規制強化 鎌倉市議会委、改正条例案を採択(神奈川)」
産経新聞(2016年12月16日)
「パチンコ出店、規制強化 鎌倉市議会委、改正条例案を採択(神奈川)」
鎌倉市議会は15日、小規模保育施設などの周囲200メートル以内の区域においてパチンコ店などの出店を禁止する「市パチンコ店等建築規制改正条例案」を常任委員会で全会一致で採択した。27日の本会議で可決される見通し。県によると、小規模保育施設周辺への出店を規制した条例は珍しいという。来年4月の施行を目指す。
同市では平成8年、従来型の保育所や学校、図書館、病院、市指定史跡などの周囲200メートル(商業地域では周囲50メートル)の区域内においてパチンコ店やラブホテルの出店・開業を禁止する条例を県内で初めて制定していた。
小規模保育施設や家庭内保育所、事業所内保育所などは27年4月に国の「子ども子育て支援制度」により開設が認められたため、当初の条例制定時には対象に含まれていなかった。市内には商業地や工業地に計12店舗のパチンコ店がある。
改正条例案を提案した上畠寛弘市議は「今後、小規模保育所はさらに増加が見込まれている。条例改正を通じて良好な子育て環境や住環境を維持することができるのでは」と話している。
カテゴリー:佐藤知一コラム
2016年12月19日 17:49