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シンガポール調査報告② ~ライフサイエンス、ヘルスケア分野~

シンガポール調査②


ライフサイエンス、ヘルスケア分野での経済・技術交流を一層推進するために資する取り組みを調査しました。


●日本医療研究開発機構(AMED)シンガポール事務所
事務所が入居している”Science Park”はシンガポールで最初に設けられた研究、開発および技術の中心地区であり、シンガポール大学に近接しています。ここを拠点として、所掌範囲であるアジアおよび大洋州各国との連携強化、医療分野の研究開発に関する技術情報・政策情報の収集・分析、人的ネットワークの構築、およびAMEDの情報発信等の活動を行っています。AMEDは、薬剤開発、医療機器、再生医療、遺伝子医療、新たな伝染病などを中止として、研究面での協力の機会を探るとともに、シンガポール事務所では日本の研究プロジェクトの成果を共有しています。日本とシンガポールとの共同研究に対しては、AMEDとA*STARが連携して「老齢化」をテーマとした両国の共同研究の公募を実施するなど、国際連携に対する支援の動きが加速するなど。国際連携関係を生かした取り組みを行っています。


●シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)
貿易産業省(Ministry of Trade and Industry、MTI)が統括するシンガポールの科学技術研究の中心的組織で、60か国から5400人以上の職員が従事する多国籍な機関であり、知識基盤型国家を目指すシンガポールのため、世界クラスの科学研究と人材を育成することを目的としています 。
超高齢社会に向け神奈川県でも課題となっている高齢者の見守りシステムなど実際に商品化されるなど、人材育成、研究開発の強化、国際的な人材交流や共同研究の促進、知的財産管理と技術移転システムの確立などのための活動を行っています。


●実験動物中央研究所シンガポール事務所
実験動物中央研究所(実中研)は、1952年、若き医学者の野村達次が中心となり創設されました。医療・医学の発展のためには、そのインフラともいうべき信頼に足る実験動物が、一定量必要ですが、当時の日本には質量共にそうした実験動物が皆無に近い状況で、誰かがこの問題に正面から取り組み、解決しなければならなかったとの事。
高品質で均質かつ再現性のあるヒト化実験動物の開発、および生きたモノサシとして、実験動物を用いたヒトの病気の研究と解明を通じて、医療の発展と人々の健康・福祉の向上に貢献することを、目指しています。
これまでの本県とシンガポールの協力関係を活用し、昨年8月から、現地で政府からの支援を受け、関係団体と共同研究を開始しました。

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