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相模原市議 2015年 アンケート調査

「少子・高齢」に課題が最多

 タウンニュース社では、現職の相模原市議会議員に対してアンケート調査を実施。今任期(2011年4月30日から15年4月29日)で取り組んできた活動や、市が抱えている課題などについて聞いた。

 アンケートは、1月13日から20日にかけて実施。市議48人のうち47人から回答を得た。質問内容は、「任期4年間の実績」「相模原市が抱える課題」の2項目で、いずれも記述式での回答(4年間の実績については以下に掲載)。このうち、市が抱える課題については、「少子・高齢」に関する事柄をあげる議員が最も多かった。なお、一人の議員が複数の課題について言及している場合は、重複して計上した。

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財政にも意見多く

 アンケートでは、「人口減少」「高齢者支援」「認知症対策」「高齢者の活用と雇用の確保」「高齢者や障がい者のための福祉避難所の充実や路線バスのノンステップ化の拡充」といった意見を含めると、約4割19人の議員が「少子・高齢」の社会への対策が必要と答えていた。

 財政に関する意見も多かった。リニア中央新幹線の新駅や公共施設の老朽化対策など、「まちづくりの大規模事業が予定されている中での財源不足」や、「生活保護などの扶助費増加」「市債発行に頼る財政」「国県道の直轄負担金の是正」「開発事業費と生活環境整備費の適正バランス」「少子高齢化に伴う税収減対策」など、14人の議員が市の財政について言及した。また、リニアに関しては「過大な投資の在り方」を問う意見や、教育、社会保障など他の行政サービスへのしわ寄せを懸念する回答も見られた。

 子育てや教育は11人が関連の回答。「子育て支援の強化」「教育環境の向上」「幼児期・小中学校の教育の充実」などがあがった。

雇用や都市構想の視点も

 「若者雇用の確保」「女性の働きやすい環境づくり」「雇用基盤確立のための企業誘致」など4人が雇用・労務に関して回答。「若者流出」という意見もあがった。また防災・防犯、医療の充実に関しては各3人があげた。内容は「自然災害対策」「防犯力・消防力の向上」「地域医療の充実」など。

 「観光や食などの地域資源創出」「周辺地域の観光政策と過疎化対策」など観光行政にふれた意見、「交通渋滞改善」「市内地域間の移動手段」「南北を結ぶ鉄道が中央区に無い」といった交通についてや、「近隣市と協力した行政」「広域交流拠点都市とコンパクトシティの実現」「圏央道やリニアなど潜在性を生かした新都心構想の策定」といった都市構想の回答もあった。「厚木基地の騒音」「在日米軍基地問題」などの基地関係、「農地利用の権限移譲」「攻め(輸出)の農業と六次産業化」という農業関連の意見も。

 そのほか、「線引き(市街化調整区域)見直しに関わる津久井地域の都市計画見直し」、文化・芸術振興や自然環境保全について、「まちづくりに公民連携(PPP)の導入」などの答えがあった。

■アンケート結果(中央区南区緑区

※相模原市議会ホームページの選出区別名簿順に掲載。議員名横の( )内は当選回数・所属会派。敬称略。

新政=新政クラブ、公明=公明党相模原市議団、民主=民主・新無所属の会、颯爽=颯爽の会、共産=日本共産党相模原市議団、市民=市民連合、相友=相友会、無=無所属

<相模原市中央区>

五十嵐 千代(1・颯爽)
児童支援専任教諭配置、すくすく保育アテンダント配置、オープンデータライブラリー開設、ユニバーサルデザイン(UD)基本指針(策定中)、ハザードマップのカラーUD化等
西家 克己(1・公明)
待機児童解消策として市内各区に「すくすく保育アテンダント」を配置。熱中症予防に向けた「クールシェアさがみはら」の実施、就職支援サイト「サガツクナビ」開設を推進
小野 弘(1・新政)
相模原市議会で初めて議提議案条例を4件制定し、4件全ての条例作成に携わりました。自殺対策基本条例・いじめ防止条例・がんばる中小企業を応援する条例・議会基本条例
臼井 貴彦(1・無)
高齢社会における定年制度に関し公民館長の定年制度撤廃、民生委員の定年制度緩和。地域福祉の中心的役割を持つ民生委員の負担軽減を目的とした民生委員協力員制度の導入
竹腰 早苗(2・共産)
ホームレス等を支援する市の自立支援施設設置。母子寡婦福祉資金転宅資金について、転居前の貸し付けを求めて実現
森 繁之(2・颯爽)
パスポートセンターの設置。ネーミングライツ制度の導入。ジュニアモニター制度の実現。横山公園競技場の多目的化。保育所待機児童ゼロに向けた提言。認知症予防と早期発見
松永 千賀子(4・共産)
国民健康保険税や一部負担金減免制度の拡充。小児医療費助成制度の年齢引上げ。中軽度難聴児の補聴器購入等への助成制度の創設。住宅リフォーム助成制度。自転車道の整備
米山 定克(4・公明)
①乗継ぎが便利になった田名バスターミナルの整備②いじめは絶対に悪いを基本理念とした、市いじめの防止に関する条例制定の推進③自殺予防対策のゲートキーパー研修導入他
中村 昌治(3・新政)
平成23年5月から2年間、相模原市議会議長として全国議長会などに出席させて頂き、相模原市をPRいたしました。また、田名バスターミナルの建設に尽力いたしました
沼倉 孝太(4・新政)
・矢部駅北口の相模野病院建替えを主導し実現・JR矢部駅踏切の地下化を立案から完成まで導いた・富士見小の校庭拡大を具体化・政令市で初の通年議会を取りまとめた
岸浪 孝志(5・新政)
議会改革検討会委員長及び議会基本条例に関する特別委員会委員長として、議会の通年開催や質問方式の改革及び基本条例の制定など開かれた議会に取り組みました
大沢 洋子(3・民主)
①指定管理者制度の運用見直し推進②就学時視力及び色覚検査の実施③住居表示版の見直しと徹底表示④児童生徒の基礎体力増強の推進⑤健康寿命延伸取組みへの提言推進、等
小池 義和(3・颯爽)
①プラネタリウム機器更新を新・相模原市総合計画中期実施計画へ位置付ける②適正利用と応分負担、入庫待ち渋滞対策の為の市役所周辺市駐車場の利用方法変更
菅原 康行(5・公明)
無回答
佐藤 賢司(7・新政)
新政クラブ会長として議会改革に奔走。今まで0だった議定議案実現(自殺対策、いじめ問題、中小企業応援等)、一問一答選択制実施、政務活動費市独自マニュフェスト作成
久保田 義則(7・新政)
終始一貫して、基地対策と相模原・橋本両駅周辺の街づくりに取り組む。相模総合補給廠の一部返還が実現するとともに、両駅に跨る広域交流拠点整備に係る計画化が促進された
江成 直士(2・市民)
「子どもに笑顔、市民に安心」をテーマに、教育・子育て支援の充実、福祉・環境・共生・平和・文化のまちづくりに向け、市民が主人公の市政・政策を提案し、推進しました

<相模原市南区>

市川 圭(1・無)
行政と市民の協働に力を注ぎ、市内団体と連携しボランティア活動認定制度の試験的な運用がなされた他、官民協働によるまちづくりを提案し、その指針が策定されました
久保田 浩孝(1・公明)
一貫して防災対策に取り組む。一時避難場となる公園などの防災倉庫設置基準の緩和や指定避難所の運営での要援護者支援班の追加を推進
大槻 研(1・無)
①経済成長のため行政改革を体を張って提案し続けた②弱き者を助けるため、政治の力を必要とする方に全力を尽くした③心の通った教育でいじめを無くす(日本を意識する)
鈴木 秀成(1・民主)
公約として掲げていた議員定数の削減について、三名を削減することができた。 東林間駅西口のエレベーター設置について地元議員の協力のもと来年度に着工する運びとなった
大田 浩(1・無)
高齢者向け肺炎球菌ワクチン接種への助成、ゴミ分別アプリや道路通報アプリの提案、市ホームページやSNS活用等のICT活用推進、若者の就職支援策など
大崎 秀治(1・公明)
JR相模線の専用電源導入を促進。城山ダムゲート放流時の防災メール、ひばり放送での注意喚起を実施。放射線や各種災害対策の推進。福祉など百を超える実績。HP随時報告
石川 将誠(2・新政)
子どもの医療費助成を拡大。急患のたらい回しを防止。障がい者の一生涯を考える総合的な施策を提言。大船渡市へ救急車を寄贈。大野台の道路拡幅。大沼公民館の空調等の改修
古内 明(2・新政)
歳出抑制ではなく、歳入確保の観点から市内中小企業を盛り上げる施策として、相模原市がんばる中小企業を応援する条例を発案し、議定議案で提出。可決施行された
寺田 弘子(2・新政)
児童虐待の早期発見と啓発、課題を抱える女性や子どもの母子支援・児童養護・乳児院等の福祉施設設置、高齢者のケアシステム構築、職員のコンプライアンス推進、女性の活躍
阿部 善博(3・新政)
議運委員長として議員定数削減を取り纏め、本市初の議員立法など議会改革を進めた 通学路の安全対策や防犯防災の取組ほか、様々な地域課題に皆さんと一緒に取り組んだ
中村 知成(1・民主)
文教委員会委員長としていじめ防止条例協議とりまとめ、可決。議会運営委員会委員として議員定数削減協議・可決。議会基本条例特別委員会委員として条例案協議・可決
桜井 はるな(1・民主)
小児医療費助成を小学校6年生まで拡大。ボーノにイス・テーブル・ビル風対策アクリル壁・平置き駐輪場設置(組合費用)。町田駅ヨドバシカメラ前放置自転車解決
藤井 克彦(5・共産)
①南区役所区民課に国民健康保険と国民年金の専用窓口を設けさせ、窓口業務の待ち時間短縮、混雑緩和を実現した。②学校プール開放の廃止方針を追求し撤回させた
加藤 明徳(4・公明)
①認知症疾患医療センター開設②生活管理指導表の公費負担などアレルギー対策を充実③重度救急患者の搬送独自ルール策定を推進④全立体交差道路に路面冠水情報装置を設置
須田 毅(3・新政)
特養老人ホームの施設整備、待機児童解消の為の保育施設の拡充。定例会議会期を一会期制に変更、一般質問に一問一答選択制を導入。議員定数を三名減員などの議会改革を実施
稲垣 稔(5・新政)
麻溝台新磯野地域の区画整理事業着手。相武台まちづくりセンター・公民館移転改修事業促進。新磯地区観光休憩施設設置。相模大凧引き綱新調。県道52号4車線化都市計画決定
折笠 峰夫(7・新政)
我が会派提案によるがんばる中小企業を応援する条例が成立施行された。又地元の問題としては東林間駅西口のエレベーター設置が決定。相南地区に児童福祉施設児童館建設決定
溝渕 誠之(12・新政)
県下初相模原市議会いじめ防止条例の実現・太陽光メガソーラー・相模原病院南側道路整備・学校長の定年延長の実現・小中学校の環境整備・相模大野ボーノの通路の防風対策等
金子 豊貴男(6・市民)
市公契約条例、市公文書館の設置と関連条例の制定など 文化財の保全、活用 つるま自然の森の保全などに成果を上げる。歩道の段差や傾斜の解消 厚木基地の騒音被害対策

<相模原市緑区>

栗原 大(2・相友)
本会議での質問と提案で津久井地域への線引きの凍結。子供いじめ防止条例と犬猫ペット霊園の設置に伴う生活環境保全に関する条例の制定。土砂等の埋立規制条例の改正等
小林 倫明(1・相友)
地方分権と規制緩和そのための特区制度活用、非効率事業の見直しを訴え続けた。いじめ、見守り、ヘリサイン、学校の屋外トイレ等で主張を実現させた。議会基本条例の制定等
宮下 奉機(2・新政)
①森林資源の活用②中小企業支援体制と企業誘致③急増する空き家対策④津久井湖畔崩落対策⑤橋本駅〜津久井間の交通改善、観光振興⑥高齢化社会における医療・介護体制の整備
小田 貴久(1・民主)
・課外活動に特別支援学級の児童生徒が参加する際の学年負担分の補助金支給・SNS等を活用した外国人による相模原市政情報の発信・市長の小学校訪問を伴う広聴活動の推進
関根 雅吾郎(1・民主)
病児保育所橋本に開所 国保通知書削減 大沢中入口交差点改善 ラジオ体操で健康寿命 子ども遊具ふわふわドームの推進 橋本駅たばこポイ捨て禁止 南口喫煙所設置
栄 裕明(2・公明)
乗合タクシーの実現と拡大(内郷・根小屋)橋梁長寿命化(45橋)公会計に複式簿記を導入(下水道会計)市内小・中学校に空調設備設置を決定(全109校)
小野沢 耕一(3・新政)
法務局津久井総合事務所サービスコーナー設置、緑区三井に防災消防訓練場防災備蓄倉庫設置、与瀬保育園相模湖幼稚園建替え整備、新たな市営火葬場を津久井地域に整備決定
野元 好美(2・颯爽)
議会基本条例の制定。子どもの権利条例と救済制度実現への取組み。大雪時の対応改善。学童待機児の解消。国道20号の歩道整備。女性の就労支援。高齢者の見守り。財政健全化
長友 義樹(8・颯爽)
市立美術館計画の再検討、橋本駅南口ロータリーの大改修、大雪対策の強化、教職員の市独自の採用基準の確立、リニア新駅設置に伴う市の周辺整備費の適正化チェック
関山 由紀江(4・公明)
初の議員提案「自殺防止対策条例」、総合就職支援センター、避難所に洋式トイレの拡充と着替えテントの設置、市民税の減免規定、医療費助成小学校6年生まで拡大等実現
山岸 一雄(9・新政)
①北保健センターの設置や北メディカルセンター設置に努める。②消防相原分署の建替。③相原公民館の大規模改修の完了。④圏央道の開通と幹線道路網や交差点改良事業に努力
小林 正明(2・市民)
①議会改革(一問一答式の実現)②外資系企業への奨励金問題追及③みなし寡婦(夫)控除の適用実現④開発行為等の一連性の判断基準の改正実現

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