「小泉進次郎さん×政治の村Students」まとめ 対話を終えて感じた3つのこと
2022年04月06日小林 瑞歩
こんにちは。小林瑞歩です。
4記事に渡って小泉進次郎さんとの対談の様子をお送りしてきましたが、本記事では対談して私たちが感じた3つのことをお送りします。
1. 「政治家」が実在している「人」であると認識した
今まで私たちが「政治家」と言葉にするとき、どうしても抽象的な概念でしかありませんでした。それが今回、小泉さんが部屋に入ってきた瞬間からその考えが覆されました。
また、ネガティブなコメントがSNSで飛び交うことも珍しくない昨今、小泉さんは「僕だってそういうコメントは悲しいよ。人間だから。」とおっしゃっていました。有名な人だからといって否定的なコメントを書いて良い理由にはならないですし、改めてSNSは実在している人に向けて発信していることを忘れてはならないと感じました。
2. 日々の問題は、自分の働きかけによって変えられる
小泉さんは対談中、「声を上げることの大切さ」について何度も伝えてくれました。「声をあげなければ、周りの人はあなたが何を思っているか分からない。反対だったとしても、全て賛成したと思われてしまう」とおっしゃっていました。
対談後にStudentsメンバーで話し合いをしたのですが、そのミーティングの場での私の「これで良いですか?」の問いかけに対して、実際に声をあげて意見を話してくれた人がいました。帰り際に話を聞いたところ、「小泉さんから聞いたことを活かして、勇気を出して話してみた」と打ち明けてくれました。
周囲の人は勇気ある行動を見逃さず、それを一緒に実現していけるようにしなければなりません。社会問題以外の日常生活における様々な場面でも「声を上げる」ことに対しての成功体験が積み重なれば良いなと思いました。
3. コミュニティ内のマジョリティとマイノリティ
Studentsメンバーは元々マイボトルを普段から持ち歩いている人も多いようだったのですが(実際私も会社へはマイボトルを持参しています)、普段から使っている人は日本の中にどれだけいるのでしょうか。
マイボトルを持ち歩く行動は、別の場所だと「マイノリティ」になるかもしれません。そのコミュニティの中では「当たり前」のことが、別の場所だと「珍しい」ことになるのです。
「良い」とされている行動を取っている人が、とあるコミュニティに固まっているのだとしたら、それが広まっていないコミュニティにいるときは自分の考えを少しずつ伝えていけると良いなと思います。
<まとめ>
「若者」でも「大学生」でもなく、ひとりの「人」として、自分が大切だと思っていることを身近な人に話してみると、誰かの行動を大きく変えるきっかけになる可能性は大いにあります。
私たちStudentsメンバーは、これを読んでいる方や身近な友達と、政治について話すことの楽しさや重要性を少しずつ分かち合えたら良いなと思っています。
第1回(https://dev-seijinomura.townnews.co.jp/students/2022/03/special220318.html)
第2回(https://dev-seijinomura.townnews.co.jp/students/2022/03/special220323.html)
第3回(https://dev-seijinomura.townnews.co.jp/students/2022/03/special220330.html)
番外編(https://dev-seijinomura.townnews.co.jp/students/2022/04/special220405.html)