昨日の野田総理から、明確に「16日に解散する」と公言がありました。これを受けて、
12月4日公示
12月16日投開票
と、本日の各一面を占めております。
いよいよ、選挙モード突入!
川崎市議会は、第4回定例会(本会議)が始まりますが、問題なのは、12月4・5日に代表質問で、12月14・17・18・19日が一般質問日になっております。答弁調整を考えると、モロかぶり・・・
市会議員にならせて頂いて初めての援選挙がこんなに予定が詰まって迎えるとは思ってもいませんでした。
さて、そんな中、神奈川新人議員連盟では、川崎市役所第2庁舎において、研修があり参加させていただきました。
講師は、小泉内閣時に、1996年の普天間基地返還合意や、2002年電撃訪朝を実現させた事で有名な、田中均氏。
アジア大洋州局長・経済局長・外務審議官を歴任後、現在は日本総研国際戦略研究所理事長であります。
「新旧外交官から学ぶ指導者の素養」
のテーマで、お話が始まりました。
歴代総理を振り返ると、5年以上総理として行ったのは、吉田茂・佐藤栄作・中曽根康弘・小泉純一郎の4氏だけ。田中講師曰く、少なくともこの4名は、しっかりとした戦略があった。もちろん、戦略だけでは駄目であり、そこには理念が必要。その理念に基づいて結果が無ければ全ては水の泡。「普天間基地は最低でも県外」と発言した、当時の鳩山総理には、理念はあったが、結果が無いと。
戦略をたてるにも、情報が最も大切であり、収拾・分析・評価を行ってこそ始めて行える。
この評価を誤ると、イラクには大量破壊兵器が有るから、空爆するといった事態になった。
ここからは、個人的考察になりますが、やはり交渉力とは、大きく言えば外交・小さくいえば例えば恋愛等にも、共通して言えるのは、いかに相手の立場になれるか。そして、相手にいかにメリットを持たせるか、これが大事だと、思わされました。
小泉総理(当時)の電撃訪朝から、進展しないまま、今日で横田めぐみさんが拉致被害に遭われて、35年目を迎えてしまいました。北朝鮮に対しても、政府に対しては、的確かつ実りある交渉を展開してもらいたいものです。