若者と選挙 番外編③「女性の夢に未来はあるか」

2017年10月20日東海大学文学部広報メディア学科2年 木津悠穂

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「どうも、キャリアウーマンです。」

派手なシャツに黒いタイトスカート、真っ赤な口紅。小柄な女性ながらに、若くて屈強そうな男の部下を従えてる。口から飛び出すのは、独特の恋愛アドバイス。人気急上昇中で今夏の「24時間テレビ」ではチャリティーランナーを務めた。そう、みなさんご存知ブルゾンちえみ(withB)さんだ。

衆議院選挙にあたり、久しぶりに記事を書くことになった。今回の記事はそれだ。で、何故衆議院選挙にブルゾンちえみ? 関係なくね? と声が聞こえてきたが大いにある! 将来バリバリのキャリアウーマンを目指している私にとって、彼女は憧れの存在なのだ。自らキャリアウーマンと自信満々に名乗り、派手なメークに服装。プリントを落とせば男性社員が拾ってくれる魅力的な女性。おまけに「あー!女に生まれてよかった!」と叫ぶ。私が想像していたキャリアウーマンとは真逆だ。

安倍政権が掲げている「一億総活躍社会」政策の要「女性の社会活躍」。この政策に関連して、昨年は様々なニュースが飛び交ったが、マイナスのことが大きかった。
実際、女性の正規雇用率は44.1%と男性の約半分だ。また、管理職を占める女性の割合についても13%という現状がある。
(参考/内閣府男女共同参画局 男女共同参画白書:http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h29/zentai/index.html

さらに、男性が1年間働いて獲得できる賃金平均に、女性の賃金平均が追いつく「ペイイコールデイ」というものがあり、2016年1月1日に男女が働き始めて、男性が1年間で手にした金額を女性が手にするには、2017年4月7日まで働かなければならないという。
(引用/日本BPW連合会HP:http://www.bpw-japan.jp/japanese/epd.html

また、最近ワンオペママというものが、インターネット上でも大きな話題になり、CMの炎上を引き起こしたり、人気ドラマの題材にもなり、大きな社会問題として取り上げられている―ようにも思えるが、その実態は女性が現状を男性に知ってほしい、という議論ではなく、認知の段階である。

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政府は女性に働いてほしいと言う。子どもを産んでほしいという。でも、社会は子どもを産んだ女性が仕事を続けられる状態じゃない。
私は時々不安になる。今は大学を卒業したらバリバリ働いて、自分の実績をつくって、出世して、社会と人々の心に残ることを成し遂げたいと思ってる。誰かと結婚して、子どもを産んで、幸せな家庭を築きたいという思いは今はない。でも、いつかそんな思いを抱く日とそんな思いを共に歩むパートナーが現れたら。私はその時持っている仕事を続けていけるだろうか。
将来のことを考えて、女は不利だ、男はいいなと一度でも思ったことのある女性は少なくはないはずだ。

「あー!女に生まれてよかった!」
多くの女性、そしてこれから生まれてくる少女たちがそう大声で叫べる日本社会になるように、私の大切な一票を適切に使いたい。


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