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給食って教育だ!ーその②大阪に行ってきました

大阪市で実施しているデリバリー給食。


給食なので、「学校給食の目標」が示されていました。


学校では、給食を教育活動の一環として、生徒が食に関する正しい理解と適切な判断力を養えるよう食育を推進しています。」と学校給食法に基づいています。


献立は、中学生の学校給食における文部科学省の摂取基準にもとづいています。


食育という点で、全員喫食となったそうですが、そもそも市長の選挙公約にも全員喫食の給食ということが入っていたとのこと。


「全員給食で目に見えて効果を感じる」と校長先生。「教室で生徒の顔を見ていただいて感じられたと思いますが、笑顔で食事の時間を持てること」と、うれしそうでした。私も、生徒さんたちが笑顔が多くてとても落ち着いていると感じました。


以前は区ごとで違ってもいい選択制から始めて、2年前から全員喫食となったので、この中学校では3年生は選択制で30%が給食で、後は自宅からの弁当を持ってきている生徒と先生も。


3年生のお弁当は並べてあって、名前をチェックして受け取っていました。


この学校には市全体で8名の栄養教諭さんの内の1人が配置されています。毎日全ての教室を回り、生徒の食べる様子を観て、献立や栄養の説明をして、生徒の声を聞いて献立に生かしているそうです。


他に教育委員会には3名位置されていて、一緒に相談しながら献立をつくるとのこと。食事摂取基準だけでなく、様々な食文化に親しむ目的で、月見や正月などの日本の行事献立や外国の料理も取り入れていると。


始めは個々に入れていた温かい汁物を、大勢に届けるにはと保温食缶を購入したということです。


喜ばれる献立は、保温食缶で温かいまま届くカレー、ハヤシライス。必ずサラダなどとデザート、牛乳がつきます。


聞いただけで、生徒さんたちのうれしそうな声が聞こえてくるような気がします。


 


 

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横浜市会議員〈港南区〉

三輪 智恵美

みわ ちえみ

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