「平成27年度厚木市帰宅困難者対策訓練」

街頭活動終了後、本厚木駅等で行われた「平成27年度厚木市帰宅困難者対策訓練」を（短時間ではありましたが）視察させて頂きました。

「東日本大震災では、多くの帰宅困難者（駅滞留者）が発生したと同時に大きな混乱が生じたことから、今後の大規模災害発生時に備えた帰宅困難者対策として、関係機関の危機管理体制の検証や連携強化、更には市民の皆様などの防災意識の向上を目的に、厚木市帰宅困難者対策訓練を実施する」事を目的に厚木市の主催で、平成27 年度厚木市帰宅困難者対策訓練が実施されました。

実施協力機関は、神奈川県厚木警察署、神奈川県県央地域県政総合センター、小田急電鉄株式会社、神奈川中央交通株式会社、株式会社ＮＴＴ東日本神奈川県央支店、災害協定締結団体、ほかで、参加団体としては、市内企業、地元自主防災組織、ボランティア団体等が予定されて行われました。

被害想定は、都心南部直下地震（マグニチュード7 クラス市内最大震度6 強）で、発生日時平日、午前10 時というものです。被害状況想定は、地震直後に、神奈川県内の鉄道等公共交通機関の運行が停止し、本厚木駅周辺に多数の滞留者が発生としています。

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訓練の重点項目

(1) 地域防災計画及び危機管理体制の検証

大規模災害が発生した際には、関係機関による初期行動が被害の拡大を防ぐことから、円滑な初期行動をとるための危機管理体制について、訓練を通じて検証する。

(2) 関係機関との連携強化

帰宅困難者への対応に当たっては、鉄道機関、警察、行政等の各種関係機関が連携して対策を行うことが必要であることから、訓練を通じて関係機関の相互連携を確認するとともに、訓練実施に向けた調整過程において関係機関の相互理解の促進を図る。

(3) 市民等の防災意識の向上

今回の訓練を多くの市民に周知し、市の防災対策についてＰＲを図ることや各企業からの協力者へ啓発や各種体験などの訓練へ参加いただくことを通じて、市民や企業等の防災に対する意識の向上を図る。

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本日は、県議会登庁日でしたので、最後まで見ることができず、ごく短時間の確認と関係者へのヒアリングとなりましたが、直接訓練を見ることができて、良かったです。

【写真】：街頭活動終了後、本厚木駅等で行われた「平成27年度厚木市帰宅困難者対策訓練」を（短時間ではありましたが）視察させて頂きました。