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県政調査二日目(2016年3月29日午前): 旭川市動物愛護センター「あにまある」/犬の殺処分ゼロへの挑戦!/犬の殺処分は「設立以来ゼロ」なので、地下にある措置室(殺処分室)は、「(ケージ等が収納された)物置き」となっていました。

私は、昨年12月の本会議一般質問において、神奈川県動物保護センター建設基金への寄附を募るため、クレジットカードを活用した企業との連携を提案しました。その後、実際に提携先となったクレディセゾン 林野社長を知事と引き合わせて一部実現するなど、「犬猫殺処分ゼロ」施策の推進に力を尽くしています。(https://satotomokazu.wordpress.com/2016/03/18/38566/


県政調査二日目(2016年3月29日午前)は、黒岩知事を応援する立場で、「旭川市動物愛護センターあにまある」を訪問し、現地調査をさせて頂きました。

動物愛護センター「あにまある」は、「命の大切さを伝える施設」、「動物にやさしい施設」、「人と動物の正しい関係を学べる施設」を基本コンセプトとして、適正・終生飼養に関わる飼い主責任の啓発強化や、十分な収容期間を確保した中での譲渡の積極的な推進など、犬や猫の殺処分を極力低減する施策に取り組んでいます。当該施設は犬・猫を収容する保護施設だけでなく、動物に触れ合いながらペットの世話を体験できる「飼育体験室」 講習会などを開催できる多目的ホール、治療室を設置しています。犬の殺処分は「設立以来ゼロ」なので、地下にある措置室(殺処分室)は、「(ケージ等が収納された)物置き」となっていました。

「(旭川市も)先進的な取り組みをしているとはいえ、『神奈川県の場合は、犬猫殺処分ゼロ』施策の推進をより高いレベルで実施している」といったご意見もあるようですが、実は、旭川市のほうが進んだ施策を行っており、神奈川県も参考となるものがたくさんあります。

都道府県レベルの施策を市町村が行うと市町村のほうが、イノベーティブな施策推進がしやすい環境にあることから、総じて革新的取り組みが行われ易いものです。これは、私の経験からの仮説ですが、今回の現地調査も良いものを沢山、勉強させて頂きました。ここでは、具体に記すことはできませんが、さらに調査を進めて、新年度の質問として取り上げられるレベルまでブラッシュアップして参ります。


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調査箇所名: ①旭川市議会事務局(旭川市6条通9丁目46番地) ②旭川市動物愛護センターあにまある(旭川市7条通10丁目)

調査項目: 犬や猫の殺処分を低減する取組について

調査の目的: 同施設では、飼い主への適正・終生飼養の啓発強化、譲渡の積極的な推進などにより、犬や猫の殺処分を極力低減する施策に取り組んでいる。 同施設の動物愛護施策を調査することにより、本県の取組の参考に資する。

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【写真】: 県政調査二日目(2016年3月29日午前): 旭川市動物愛護センターあにまある/犬の殺処分は「設立以来ゼロ」なので、地下にある措置室(殺処分室)は、「(ケージ等が収納された)物置き」となっていました。


カテゴリー:政策研究・勉強会, 政務調査活動(視察)
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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

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