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2月15日と16日にフェイスブックエントリに載せた私見です。備忘録・メモとして残します。




2月15日と16日にフェイスブックエントリに載せた私見です。備忘録・メモとして、残します。


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(2月16日 フェイスブック)


女優の清水富美加さんとは、何の関係もないということを前提に以下、私の意見を記しました。

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私は、ブラック企業対策や働き方について議会でも取り上げています。

昨年12月2日の代表質問においても、「長時間労働等による過労死や疾患を防ぐための取組みについて」取り上げました。

これを受けて、黒岩知事は、1月25日に、長時間労働による過労死などを防ぐため、長時間労働を容認する社会風潮を見直すために県内経済団体や労働団体等に働きかけ、「神奈川いきいき労働共同宣言」を行いました。

本県においても、一か月で最も残業した職員は、200時間を超えていたこともあるとのことでしたが、過労死ラインとされる月80時間をはるかに超えるものでありました。

働き方改革についての取組みは、昨日の滝田団長による代表質問においても取り上げました。



ひるがえって、宗教法人 幸福の科学への出家を表明した女優の清水富美加(22)さんの話。

ツイッターなどでは、「芸能界は急に辞めたり来なくなった人を契約違反だと恐ろしく咎めるけど一般社会では精神的に鬱になったりして会社に来なくなった人の後のフォローは残った健康な人が淡々とするのが普通」といったコメントも寄せられています。

芸能界では、清水さんに対する批判が多く、その主な意見としては「仕事に対する責任感が無い」といったものであります。


私は、こうした意見には非常に大きな違和感を覚えます。

具体な事例を掲載することは避けますが、私の知る人も自ら命を絶ちました。職場や家族など、まわりからは、その前兆も判ら無い状況でした。


今回の清水富美加さんの状況は、少なくとも医師の診断書も2通提出されている上、本人が、その気持ちを吐露しています。

芸能界で活きるプレッシャーは、私たちには計り知れないものです。

私たち地方議員レベルですら、精神的に追いやられてしまう人も少なからずいます。前期の神奈川県議会においても、精神的に病んでしまい職を辞す人も居りました。


閑話休題。

清水富美加さんは、22歳と若く、突然、そうした環境に身を置くことで身体的・精神的な健康を害してしまうことは、容易に想像できます。ましてや、残業時間月80時間が過労死ラインとされる中で、彼女の労働時間も、これをはるかに超えていることも容易に想像できます。


当該の事務所は、能年玲奈さん(本名が使えず、現在「のん」という芸名)に対して「事務所を離れて芸能活動する際は本名を使わせない」とした事務所です。芸名の使用差し止めなら一定の理解もできますが、「本名であっても使用するな」と言うこの事務所の姿勢も、私は人権侵害だと思っています。


本人が夢に向かって仕事に打ち込むことは素晴らしいことですが、精神的健康を害しても、労働を強制する職場環境は、たとえ芸能界と言う特殊な環境であったとしても許されるものではないと考えます。

私はあまりテレビを見ませんが、ネット上のニュースを見ているだけで、気持ちが悪くなります。





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(2月15日 フェイスブック)


東京都議会の旧「維新の党」と旧「都議会民主党(都議会民進党)」の二つの会派が、合流して新しい会派ができました。


民進党都議団+都議会民進党=東京改革議員団


「民進党」の名前が消えてしまった。

さみしいのぅ。



状況を考えると致し方ない気もするし、

一方的に批判はできないけどね。


追記:

民進党の名前を消して、小池色を前面に出したとしても

結局、足元を見られて、より悪い結果になるような気がしてなりません。

足場の強い、選挙の強い公明党さんとは、きちんと選挙区調整も含めて連携をとられるとのこと。

民進党とは「そうしたことができない」若しくは「してくれない」ということは、名前を変えて、モミ手をしても「ダメなものはダメ」なのではないかとも思います。民進党所属議員でも、本当に強い人なら受け入れてくれるでしょう。


ただ、都議の仲間達には、一人でも多く、勝ち残って欲しいと思っています。

恥をかいても、格好悪くとも、畳を頭にこすり付けても、靴をなめても、それでも勝てれば、そうすればいいと思います。


ただ、私は、個人的には「それでは勝てない」と思っています。


東京大改革をスローガンに掲げる小池さんにとって、都議会の民進党が「東京改革」の名前をつけたら、むしろ、不快に思うような気もしています。


親しくしている都議もいるので、すごく心配しています。


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カテゴリー:佐藤知一コラム
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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

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