• このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

旭川で、インバウンドツーリズムの受け入れ態勢について調査ー7月4日(火)

北海道旭川市と札幌市に、市民・文化観光・消防常任委員会で視察にいった。


横浜市も、海外から旅行などで来ていただいたみなさんにリピーターとなっていただくことや、長期滞在していただきたいと考えているが、北海道では、どのような取り組みとなっているのかを調査することとなった。


外国人の方に海外からの旅行などで訪問していただくインバウンド対策は、市の文化観光の調査対象である。


まず、旭川市の旭山動物園に調査に。


旭川市について調べているとそれだけではない、歴史や自然、生涯スポーツなど、なかなか魅力的な街だとわかった。


インバウンド対応のことだけでなく、さまざまに学ぶところがある。


一方で、長期間雪に閉ざされる冬の問題や、人口減少は、本当に厳しい課題だ。自治体だけで解決できないと思う。素晴らしい自然が私たちを癒し迎え入れてくれる。この点からも、国全体の宝としての自治体支援が必要だと思った。


旭山動物園では、来訪外国人の方からの要望を受けて、動物園の中にFREE Wi-Fi(フリーワイファイ)のスポットを設けるようにしたとの説明があった。


私は、横浜でのインバウンド対策も含めて、観光客にやさしいFREE Wi-Fi(フリーワイファイ)の拡大を質問をしたことがあるが、三溪園にはそのスポットが設置されている。


今、個人旅行が増える中で、自分で調べて旅を楽しむ方が増えている。海外からの方にも国内からの方にも、しっかりと楽しんでいただくには、大切な整備と考える。


また、個人旅行が増える中で、滞在型より通過型が増えているために、観光消費の拡大は難しくなっている。


街の魅力をさまざまに伝える取り組みが求められる。


旭川は、蕎麦や小麦の産地でもある。まだ緑色の小麦畑を見ることができた。また、酪農をやめてしまった荒れた牛舎もあった。雄大な自然と整った農地も観光の魅力が高いと思う。北海道の農業を元気にすることも、観光の面からも大きな力を発揮すると思う。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

横浜市会議員〈港南区〉

三輪 智恵美

みわ ちえみ

三輪智恵美

プロフィールを見る

月別アーカイブ