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今日は、ネルソン・マンデラの日。市長選挙は3日目。

南アフリカ共和国の政治家故ネルソン・マンデラ氏が生まれたのが、7月18日。


マンデラ氏は、人種差別政策である人種隔離政策(アパルトヘイト)を無くすために活動してきた。


その闘いによって、国家反逆罪の罪で終身刑を受ける。


刑務所に投獄され27年後に釈放されるまで、その意志を貫いた。


釈放後に、南アフリカ共和国の歴史上初めての、全人種参加の民主的な選挙で、大統領になる。


今日の「ネルソン・マンデラの日」は、マンデラ氏がアパルトヘイト政策と闘った「67年」を記念して、世界中の人々に対して、誰かの幸せのために「67分」の時間を費やすことを提案している日だということだ。


95歳でこの世を去ったマンデラ氏は、私たちに勇気と希望、生きる道を示す多くの言葉を残している。


一つだけ紹介する。


「自由になるとは、単に束縛から解放されることではなく、他人の自由を尊重かつ促進しながら生きるようになることだ」!!

マンデラさんのことを思うとき、まさか、南アフリカで、国家反逆罪で「終身刑」を言い渡され投獄された人物が大統領になるなんて、南アフリカの人も思ってもいなかっただろうなと。


しかし、あきらめなければ歴史は動くのだ。


さて、横浜市長選挙は3日目を終わろうとしている。今度の市長選挙は、横浜市長選挙史上初の歴史的な選挙となっている。


それは、市民と野党の共同で伊藤ひろたかさんを自分たちの候補者だと決めて、市民も政党も、それぞれに、自主的に応援している選挙となっていることである。


このことだけでも、歴史が動いていることを実感する。


中国では、いまだに民主的な選挙が行われないし、国家を批判する人々に対して、言葉で対応や対抗するのではなく、国家権力で押さえつけて、投獄までしている。


この中国で、普通選挙が行われるのはいつになるのだろう。


それよりも、何倍も速く、私たちは歴史の扉を、マンデラさんのように開く。


「自由になるとは、単に束縛から解放されることではなく、他人の自由を尊重かつ促進しながら生きるようになることだ」!!


この社会をもっと前に、横浜市長選挙で動かそう。


共謀罪で、市民の監視を強め、国の動きに反するような運動を取りしまろうとする、歴史の逆流をとめたい。


カジノで、人の不幸で一儲けしようと考える横浜市にはしないと。

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横浜市会議員〈港南区〉

三輪 智恵美

みわ ちえみ

三輪智恵美

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