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平成29年第2回定例会一般質問 イクボスについて 質問と答弁の要旨

6月に開催された、平成29年第2回定例会での私の一般質問は以下の通りです。

 

・イクボスについて

・武蔵小杉駅周辺のまちづくりについて

 

本日は「イクボスについて」の質問と答弁の要旨です。

 

質問:(1)NPO法人ファザーリングジャパンの第1回イクボス充実度アンケート調査の結果、89市町村中、本市は11位だった。政令市では5位と発表があったが、この結果に対する率直な見解を伺う。(質問1の答弁後次のように提案いたしました。)ファザーリングジャパンの報告の中に、イクボス宣言した、沖縄県浦添警察署では、刑事や警察官たちの休暇日数が増え、残業が減り、署内の雰囲気が良好になっている、一方で、検挙数が増え、犯罪数が減少したというのが毎年続いている。本市に置き換えると、職員の休暇日数が増え、残業が減り、職場の雰囲気が良くなっている一方で、市民満足度が増え、本市に対する批判が減少というのが毎年続いていると言えるような目標設定をされてみてはと思う。(2)平成28年度市長部局の残業時間トップ10を教えていただいたところ、10位が1071時間、3位1350時間、2位1366時間、1位1508時間とあった。トップ3の所管局および残業の業務の内容について伺う。(3)ワークライフバランスについて施策は大分実行に移されようとされているが、社会貢献の度合いも、年齢と共に引き上げることも重要と考えます。定年された後に、なかなか地域に溶け込めない管理職の方が官民問わずいることを耳にする。定年退職された方に対し、研修等を行ってみてはと考えるが、見解を伺う。

 

答弁:(1)イクボス宣言を通じ、ワークライフバランスが確保できる職場環境づくりに今後もより一層取り組んでいかなければと考えている。今年度には、イクボスの取組を実践するための研修の実施や、イクボスのロールモデルとなり得る職員を表彰するイクボスアワードの開催などを予定している。他都市事例等も参考にしながら、引き続き取組を進めていく。(2)3番目に多かった職員までは、こども未来局の職員で、子ども及び青少年の育成に関する事業に従事している職員。(3)本市では、職員が定年退職後の「第二の人生」を視野に入れつつ、在職中から主体的に人生設計に取り組むことができるようライフプランセミナーを実施しており、その中で、地域社会に役立つ活動やボランティア活動に関する必要性などについても説明している。今後、退職年度の11月に開催している退職準備セミナーの場においても、社会貢献の重要性など、生涯にわたって充実した生活が送れるよう、的確な情報を周知していく。

 

最後に要望として、

今回初めて、社会貢献の重要性が追加されると答弁がありました。加えて、退職された方のその後の追跡アンケート調査等を行ってみてはと、要望いたしました。

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川崎市議会議員〈中原区〉

原 典之

はら のりゆき

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