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平成29年第2回定例会代表質問 等々力陸上競技場第2期整備「整備の基本方針」(案)について

6月に開催された、平成29年第2回定例会の代表質問で私が担当いたしました質問は以下の通りです。

・川崎市働き方・仕事の進め方改革推進プログラムについて

・川崎市備蓄計画の改定について

・等々力陸上競技場第2期整備「整備の基本方針」(案)について

 

「等々力陸上競技場第2期整備「整備の基本方針」(案)について」の質問と答弁の要旨です。

 

質問:(1)第1期計画について、市長が新たな評価としてアウトカムを重要視していることから、市民満足度や経済効果など、どのように数値化しているのか伺う。(2)第2期整備「整備の基本方針」(案)が公表された。第2期整備「整備の基本方針」(案)では、現状維持案、増改築案、全面改築案の3案が比較検討されている。評価項目選定が、比較検討する上で、重要と考えるが、評価項目の選定は、どのような基準で行われたのか伺う。(3)経済効果や費用対効果等について試算しているのか、また今後する予定があるのか伺う。(4)第1期整備では、工事に際し再三にわたり、契約変更が議案として、上程された経過がある。第2期整備の設計の進め方について伺う。(5)2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップに対して、事前チームキャンプ地誘致について何か行動はされているのか伺う。(6)様々な世界大会で、キャンプ地誘致についてはプールがあることが条件とされている大会が多くあるが、第2期整備には反映されているのか伺う。

 

答弁:(1)平成27年3月に市民等を対象としたメインスタンド完成見学会で実施したアンケート調査で、470名から回答をいただき、メインスタンドの整備について96.4パーセントの方から、「非常に良い」あるいは「良い」との高い評価を受けた。Jリーグにおける等々力競技場の年間入場者数は、整備前の2012年シーズンと整備後の2016年シーズンを比較すると、約7万4千人増加し、経済的な効果にも寄与しているものと考える。(2)サイド・バックスタンドの現状から、「競技に関する法令・基準等の課題」、「利用者等要望からの課題」、「公園施設としての課題」に整理し、その課題解決に向け、第2期整備において重要要素である「基準等の課題」や「ユニバーサルデザイン等への配慮」などの8項目としたもの。さらに、整備による効果・効用の観点から、「競技場性能」、「コスト」、「公園の魅力の向上」を評価項目として設定し、総合的に評価を行っている。(3)今後、陸上競技場だけではなく、等々力緑地全体の民間活力の導入の可能性について調査を実施するので、この調査の中で検証していきたいと考えている。(4)既存データの詳細な分析のほか、事前に詳細な土質調査等をおこない、利用団体や地域の方々等の意見を伺いながら、適切に設計していきたいと考えている。(5)チームと自治体が直接交渉することになっているので、今年9月に予定されている、組織委員会からの試合日程や会場等の発表を注視していく。(6)プールとの複合化は難しいと考えている。

 

代表質問後の再質問

質問:プール複合化は難しいと答弁をいただいた。(仮称)等々力大橋が完成すれば、シティセールスの観点からも、様々な賑わいを見せる公園づくりが求められる。このような視点から、等々力緑地全体を見て将来ビジョンを作る必要がある。屋内・屋外プールの整備を含め市民がワクワクするようなパークマネージメントをするべきと考えるが見解を伺う。

 

答弁:都市公園法の一部改正され、民家事業者の収益施設の新たな設置管理制度の創設などが示された。本市も法改正を踏まえ、等々力緑地全体の魅力を高めるため、民間事業者との効果的な連携を図る仕組みづくりなどについて調査を実施し、その中でプールの可能性についても検証していきたいと考えている。

 

等々力緑地について要望として

市民が心の底からワクワクできるような行政サービスを行っていくのが政治ではないか。今一度原点に戻り、市民目線に立っていただき計画を立てていただけるよう要望いたします。

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川崎市議会議員〈中原区〉

原 典之

はら のりゆき

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