「第６回神奈川県・米陸海軍意見交換会」の結果について

本日、「第６回神奈川県・米陸海軍意見交換会」の結果について、神奈川県政策局長より、以下のように報告がありました。

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本日、横須賀基地において、知事、在日米陸軍司令官及び、在日米海軍司令官の間で、お互いの協力関係や諸課題についての意見交換会が開催されましたのでお知らせします。

１出席者

神奈川県知事黒岩祐治

在日米陸軍司令官ジェームズ・Ｆ・パスカレット少将

在日米海軍司令官グレゴリー・J・フェントン少将

２意見交換の概要

○ ビッグレスキューかながわ

・県から、昨年９月に小田原市で実施した「九都県市合同防災訓練（ビッグレスキューかながわ）」への米軍参加について感謝を申し上げるともに、災害時の協力関係について、今後も継続して連携していくことで一致した。

・米陸軍から、県と米軍との災害対応にかかる運用調整についても訓練に組み入れるべきとの提案があり、県が賛同し、今後具体的に検討していくこととした。

○ 災害時の協力関係

・米海軍から、県と在日米陸海軍との「防災通信訓練」について、昨年４回実施したことで、各種のプロセスにおいて、相互理解を深めることができたと発言があった。県及び米陸軍も同じ認識であり、今後も継続して同訓練を行うことを確認した。

・米海軍から、今年１月に横須賀基地で日米の防災関係者を対象とした「危機管理シンポジウム」を開催したことで、日米のカウンターパートの協力関係が深まったと報告があった。また、同シンポジウムに対する県の協力に感謝が述べられた。

・米陸軍から、地元市に対する災害時の支援を実施していくために、県の協力をお願いしたいと話があった。

殿

・米海軍から、人道支援・災害救援をテーマに防衛省・自衛隊など関係機関を集めた会議の開催について提案があり、県及び米陸軍が賛同した。

○ その他

・米陸軍から、キャンプ座間の一部返還地に今年２月、座間市の消防庁舎が開設されたことについて紹介があった。

・米海軍から、第５空母航空団の移駐は順調に進行中であると説明があった。

・米海軍から、災害時におけるオスプレイの有用性について説明があり、将来の防災訓練での活用について話があった。県からは、慎重に検討したいと回答した。

・県から、「東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会」「ラグビーワールドカップ 2019」における安全対策などの取組について説明した。

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2018年03月02日 21:02