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市営住宅―40年住んでいます―壊れた場所が治りました

2月16日に伺わせていただいた90才を超えておひとり暮らしの方。29歳の時お母様が亡くなって、下は9歳からの8人いる妹さんたちのご飯をつくり、学校に行かせてと、毎日毎日必死だった話してくださいました。


今は、何も望むことはありませんと話されました。野庭市営住宅に住んで40年以上。


お部屋の中は、そのままに老朽化しています。


 


ご本人からはお声は出されませんでしたが、これでいいのかと市営住宅の大家である市は、この現状を直接見るべきと強く思いました。


介護ステーションと繋がっている機器を見せていただきました。救急車がすぐ来るのではなく、「どうしました?」との問いかけがあり、返事がなければ、駆けつけて鍵を開けて本人の状況を確認するシステムということです。


 


次の方は、今回お風呂場の前の床が落ちたところの修繕の要望がありましたが、なおったということで、岩崎議員を案内しもう一度見せていただきました。


最初の写真は、12月2日のものですが、


 


 


 


今回見たのが次のもの。


修繕が不十分で、巾木が剥がれていたのはびっくりでした。


 


 


また、畳床が落ちていたところが修繕されたということですが、介護ベットが置かれた場所は、移動を自分でやるようにと言われたけれど、それには費用が掛かりそのままでの修繕となったということでした。


ベランダのフェンスはぐらぐらでしたが、修繕されたのを写真に岩崎さんも収めました。


お風呂の巾木や畳床の修繕が不十分なのは、現場を横浜市が大家として責任を持って見に来ていないのが問題であることが浮き彫りになりました。


 


 


このドアは、長く住んでいらっしゃる方の玄関ドア。


同じ市営住宅であっても、各家々で違いがあって驚きました。全く問題の無い玄関ドアもあれば、こちらのように塗料がはげてぼろぼろになっているところも。


住んでいらっしゃる方からも、どうにかならないものかとの苦しい気持ちを伺いました。


 


市の財産である市営住宅のメンテナンスがあまりにもずさんではないでしょうか。

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横浜市会議員〈港南区〉

三輪 智恵美

みわ ちえみ

三輪智恵美

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