箕面市視察
おはようございます。
箕面市視察では、市立小中学校体育館におけるGHP(ガスヒートポンプ)の導入についてを学ばさせていただきました。
人口13.8万人で4790haの箕面市は、子育てしやすい町として取り組んでおり、人口増に寄与していると。小中学校では毎日英語の授業があり、子育て応援幼稚園として、保育園並みの保育料で通える。安心安全まちづくりでは防犯カメラ1900台入れたことにより、街頭犯罪件数か10年で1/4に減少。農業公社を有しており、耕作放棄地を公社が営農し、余った野菜は全て買取り、学校給食に使っており、月によっては50%を超えることもあると。
平成25年に、普通教室、平成29年に特別室にエアコン設置が、全て完了し、全ての学校の体育館にGHPが導入されておりました。
7億9300万円の内、70%が交付税措置がなされており、小学校では6台、中学校では10台のエアコンが各校に設置。
エアコンの近くには送風機も設置されておりました。
90kgのガス備蓄しており、3日分の備蓄として保管されておりました。
当初は、授業や部活で使う事は殆どなく、入学式卒業式で、暖房を。秋の敬老会で冷房を使う程度で年間10時間想定であったが、猛暑のため頻度が高まり年間230万円分が20校での費用になっておりました。
昨年大阪北部地震では避難所になり、奇しくも役に立ってしまったと。
この視察先には、日本LP協会も見にこられたと伺いました。
体育館にエアコンは相応しく無いとご意見もあろうかと思いますが、昨今の猛暑対策やいざという時の震災避難所に対しては、非常に有効と感じておりますので、更に勉強をし、導入に向け取り組んで参ります。
ただ、平成32年度まで国の補助が受けられるのですが、川崎市は不交付団体なのでこれが適用されないのです。
今日は、これから東大阪市に移り、消防防災学習センターに行ってきます。
2019年04月24日 08:52