平和を誓う日にコンサート「ひまわりミュージックフェスタ」in横浜女子短期大学

今日、12月8日は、78年前に、日本が当時イギリス領だったマレー半島やアメリカのハワイを奇襲し、アメリカ・イギリスとの戦争を開始した日です。
台湾・朝鮮半島を植民地化し、中国全土、東南アジアへと侵略戦争を拡大していくなかで、この戦火をひらいたのです。

日本の侵略戦争によって、アジア太平洋地域2000万人以上、日本国民310万人以上が犠牲となりました。若者は戦場に送り出されました。国内も大規模な空襲や広島・長崎への原爆投下、地上戦となった沖縄など、人命が軽んぜられ、国を守れの号令の中で、国土は荒廃しました。

私たちは繰り返しその事実を学ぶことが必要です。日本国憲法にある「政府の行為によってふたたび戦争の惨禍が起こることないようにすることを決意」し、世界平和への貢献を私たちは世界に誓っているのです。今日、12月8日は、二度と戦争は許さないとの決意を新たにする日と思っています。

今日は、午後から「ひまわりミュージックフェスタ」の素晴らしいコンサートがありました。港南区内の小学校5校の生徒さんたちが、澄んだ歌声をホールいっぱいに響かせました。金子みすゞの詩に曲をつけた「わたしと小鳥とすずと」や東日本大震災を原因に起こった原発事故のため避難を余儀なくされた福島県南相馬市立小高(おだか)中学校の生徒たちが、離ればなれになった友への想いや、ふるさとでの再会への決意が詩になり音楽教諭の小田美樹さんが作曲した「群青」。等々。素敵でした。

そして、ひまわり管弦楽団の演奏！