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8月6日 広島は今日被爆75年をむかえました 核兵器禁止条約を

今朝、上大岡駅で、広島原爆の日の訴えをしました。


核兵器廃絶を訴えました。4人の方が今朝の宣伝には参加くださいました。



75年前の、今日、1発の原子爆弾が何万人もの命を奪いました。 


赤ちゃんが、お年寄りが木の葉のように焼かれたました。


犬も猫も馬も、少年少女も、焼かれました。


人として死ぬことも許されないむごたらしさで殺されました。


焼け野原となった広島で、親を亡くしたこどもたちはどう生きたのでしょう。子どもを奪われた母は父はどう戦後を生きたのでしょう。


被爆者の方々は、思い出すのも苦しい被爆の体験を、日本で世界で語り続け、被爆者は私たちを最後にするようにと、核兵器廃絶の思いを訴え続けています。その運動と、核兵器廃絶を求める世界中の市民の運動が一緒になって大きな力となり、国連では、3年前に核兵器の開発、実験、製造、貯蔵、移譲、使用、威嚇などを禁止する核兵器禁止条約が採択されました。


被爆者の願いが、大きく前に進みました。


 世界、50か国で批准すれば条約は発効します。


今、40か国が批准しています。


日本が起こしたアジア太平洋戦争で、アジアの人々2,000万人の命が奪われ、日本人も320万人が戦争によって亡くなりました。


この戦争では、アメリカの爆撃によって日本中が焼け野原となり、広島と長崎には原爆が投下されたのです。


安倍首相は米国の核抑止力を理由にこの条約に署名しません。核被爆国首相として、核兵器廃絶の先頭に立つべきではないでしょうか。


私たちは、大きな歴史の転換点に立っていると思います。


今、気候変動と感染症が人類の存亡を脅かす課題です。


戦争なんかやってる場合じゃないとの思いが私の実感です。


そして、世界でも兵器より医療をの声が広がっています。


ミサイルも核兵器もコロナウイルスの前では無力です。


今年の日本の防衛費で戦闘機や武器を買う物件費は1.1兆円。


このお金を医療に回せば、ICUベット1・5万床、人工呼吸器2万台、看護師7万人、医師1万人の給与が払えます。


原爆の日を迎え、改めて、私たちが向かう方向はと考えました。


日本は核兵器禁止条約を批准し、世界に向かって核兵器廃絶を訴えるときだと思います。


世界中の人々が、安心してくらしていくには、人類絶滅兵器である核兵器を廃絶することです。


戦争の予算をコロナウイルス対策に充て、世界中が、コロナウイルスから人々の命を守るための連帯を強めるときと思います。

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横浜市会議員〈港南区〉

三輪 智恵美

みわ ちえみ

三輪智恵美

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