• このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

神奈川県議会常任委員会(総務政策、防災警察、国際文化観光・スポーツ、環境農政、厚生、産業労働、建設・企業、文教の8常任委員会)(採決日)/国際文化観光・スポーツ常任委員会においては 私も質問・意見発表に立ちました

本日は、県議会常任委員会(採決日)です。
議会日程は、全ての常任委員会(総務政策、防災警察、国際文化観光・スポーツ、環境農政、厚生、産業労働、建設・企業、文教の8常任委員会)が開会されています。通常は、委員会開会後、質疑。県議団役員会、県議団団会議等を挟み、その後再開し、質疑(再開)、意見発表(委員会討論)、委員会採決という日程ですが、議案がない場合は、意見発表は行われない場合もあります。


===
【本日の常任委員会においての質問時に付した意見概要】


かながわ県民割について、質問をします。本県では、県民の皆様が地元・神奈川県の魅力を再発見する契機とするため、県民限定で県内旅行の割引を行うキャンペーン「地元かながわ再発見(かながわ県民割)」を実施しています。
かながわ県民割の予約受付は、令和2年10月1日(木曜日)12時開始、販売期間は、令和2年10月8日(木曜日)から令和3年2月28日(日曜日)まで でありますが、宿泊事業者による販売枠が、10月5日で、予約受付が終了してしまいました。
旅館によっては、期待をして準備をしていたところですが、準備が整わず終了となった宿泊事業所は、結局、一件も取れずに終わり、がっかりしている。との声も届いています。


JTBからの連絡を受けて、厚木の旅館組合の関係者が厚木市に問い合わせたところ、厚木市の担当課である観光振興課も厚木市観光協会も知らなかった。と仄聞しています。5日間ありました。例えば、2日目、3日目で、こうなることは予想できうるとも思います。早い段階から、県として把握し、情報共有をするべきだったのではないでしょうか。 6日、地元観光協会の専務理事が神奈川割の説明のアポ入れをしていたとも遠い関係者からも聞きました。 地元七沢の旅館では、県立の七沢リハから譲渡を受けたAOI七沢リハビリテーション病院と ワーケーションと医療従事者に対する感謝の気持ちを込めて 神奈川割を使用することを想定して、8日までに名簿の提供を依頼していたと聞いています。


これについては、不十分ながらも、何とか滑り込みができたと聞いております。 旅館と医療従事者なので感染拡大・クラスター防止を第一に考え慎重に進めてきた。これができなかったら、信用にかかわる所だったとも聞きます。 新聞紙上にもあるコメントの通り「うれしい悲鳴」、や答弁にもあった通り、「予想以上に好評だった」はいいとして、来年2月までの予定が、たった5日で売り切れる。販売前に売り切れるというのは、期待していた旅館関係者にとっても、精神的にやるせない思いが非常に強くあります。


私は、1300万円の動画作成も大事ですが、まずは、関係者の情報共有体制をしっかりとつくることが、必要であったのではないかと考えます。 なぜならば、ネットリテラシーが大手に比べて手薄な旅館が一番、大きな打撃を受けていると考えるからです。今回、相談を受ける中でも、業者からは、常に「つぶれてしまう」という危機感があると聞いています。 私は、宿泊業者の皆さんに期待をさせた分、対応のお粗末さは、罪深いと思っています。 私自身も旅館の女将さんやご主人のお一人お一人の顔が浮かんでいる分、 「見通しが甘かった」と言われても、素直に「はいそうですか」とは言えません。 一方、スタートダッシュで受付をされた厚木の旅館業者さんからは、厚木市民の予約が多いとのことです。かながわ再発見としては効果があります。感謝しているとの声も聞いていますので、ここで合わせてお伝えして、私の質問、意見要望を終えます。
===


意見発表(他議会で言うところの委員会討論)
国際文化観光スポーツ常任委員会意見発表

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

佐藤知一

プロフィールを見る

BLOG

佐藤知一の政治の村ブログ

一覧へ