台風19号の爪痕

おはようございます。

台風14号も多摩川は小河内ダムの事前放流が行われ、増水はあったものの冠水まで行かず一安心でした。温帯低気圧に変わり迷走を続ける様なので、今後の動きにも注目です。

さて、昨年の台風19号の爪痕が残っている、山王町2丁目のとある物件を見て参りました。

この写真は、昨年の復旧応援のものでして、自民党横浜市会議員と川崎市議会議員総出であたらせていただきました。

多くの被災された家屋は一定の復旧は終わったのですが、一軒手付かずのままでした。

この1年間手付かずのままで、町内会さんが区役所と相談なされ、中の被災家財をこのままでは、衛生的にも景観的にもよろしくないとの空き家対策を行うと聞いて、立ち寄らせていただきました。

タイミング合わず、皆さん休憩に入られた様でして、既に運び出されたようでした。

お家一軒でこの災害瓦礫の山でしたので、改めて昨年の被災に遭われた方々のご苦労を察しました。

これは、民法の事務管理を採用したケースで、空き家所有者の権利よりも、近隣住民の権利が優先される場合に適用されるもので、町内会さんと区役所が連携して行った結果であります。

今、国内では空き家問題が多発しており、加えて災害時においても、空き家は対策を考えていかなければなりません。

2020年10月11日 08:57

川崎市議会議員〈中原区〉

原典之

はらのりゆき

原典之の政治の村ブログ