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本日代表質問に登壇/夜は消防団の月例ミーティングにそのまま参加

本日代表質問に登壇しました。全体的に知事の答弁も前向きで、成果としては満足できるものでした。ただ、気分はあまり晴れません。この方向性で質問ができるのは、県議会の中でも実質私だけだという認識をもって、毎回「やまゆり園・かながわ共同会」を取り上げています。ただ、かながわ共同会、やまゆり園で働く職員の皆様のほとんどは、日々献身的に利用者さんと向き合い、尊いお仕事をされています。そうした皆さんの気持ちを思うと気持ちは晴れません。ただ、見てみないふりはできません。


障害者の家族と共に育った 私が議員になった原点でもありますが、障害者の親亡き後だけではなくて、重度障害者にとっても、一度しかない 人生を充実したものにしてもらう取り組みこそが、県には求められていると考えています。 神奈川県立津久井やまゆり園では、入所者に対して長時間・長期間の身体拘束が行われていたと指摘され、その後、改善したと言っているそばから、様々な問題と思われる事象が、たくさん出てきています。繰り返され、次々と発覚する虐待事例。「あまりにひどい」と言わざるを得ない。
千葉県では、7年前に起きた虐待死事件を受けて、施設を廃止し、地域移行の方針を決めました。職員15人が入所者23人に虐待する等、閉じられた空間で、最初は少しの暴力がエスカレートし、日常化していたとのことです。 障害者虐待防止法では「正当な理由なく障害者の身体を拘束すること」は身体的虐待にあたるという、ごく当たり前の認識が守れない様では、かながわ共同会は、指定管理者としての再指定はあり得ないと申し上げ、私の質問は、終わりました。


/コロナ禍もあり、動員はしませんでしたが、厚木の支援者(ウグイスさん含む)からは4~5人、そのほかに2~3人、傍聴にお越し頂きました。その後の反省会などはありませんでした。皆様、ありがとうございました。


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1 コロナ禍を受けた県の取組について
 (1) 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の今後の活用について
 (2) 厚木児童相談所等における相談体制の充実について
 (3) 火災予防に資する情報提供とSNS等の活用について
 (4) 新型コロナウイルス感染症対策としての冬場寒冷期における飲食店の換気・加湿対策等について
2 公立小・中学校におけるGIGAスクール構想の推進について
3 津久井やまゆり園等の県立福祉施設における指定管理者の選定について
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/夜は消防団の月例ミーティングにそのまま参加しました。コロナ禍ですので、年末年始の予定を確認したうえで、全体で20分ほどで解散となりました。


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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

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