「新型コロナウイルス感染症」軽症で療養施設入所の感染者が死亡した件について/県の財政について
本日12月12日、神奈川県は、新型コロナウイルス感染で県内の宿泊療養施設で療養していた50代男性が死亡したと発表しました。 基礎疾患はなく、入所時は発熱などの軽症だった。県医療危機対策本部室の篠原仙一室長は「死因を特定し、対応に問題がなかったか点検する」と話したと報道されています。
本日も午前中から、当局の幹部職員から電話での報告が数度あり、その後も随時、神奈川県健康医療局医療危機対策本部室から、報告が入っています。 また、同じく厚木市の障害者支援施設(県指定管理施設)の利用者 1 名、職員 1 名が新型コロナウイル ス感染症に感染したことが確認されましたが、この案件についても、福祉子どもみらい局福祉部障害サービス課長より、適宜、報告が入っています。
県財政はコロナ禍による歳出増や県税収入の減少が響き、2021年度当初予算編成で1100億円の財源不足が見込まれています。20年度も当初予算時点に比べ、大幅な減収が想定される「危機的な状況」にあります。令和2年度の予算編成時に行った、減収補塡債等の発行による前年度からの財源活用や財政調整基金の取崩しは、特例的な対応であったため、これを除くと、歳入全体としては大幅な減額の見通しです。一方、歳出面では、介護・医療・児童関係費などに係る経費が増額となる見込みです。
今後の感染状況などによっては、更なる税収減や追加の財政需要が見込まれるため、本県財政は、危機的な状況にあります。
非常に厳しい状況にあると言えますが、厚木市選出の県議会議員として、県議会新型コロナウイルス感染症対策特別委員会委員として、しっかり働きます。
2020年12月12日 23:12