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SDGs(持続可能な開発目標)で2004年を振り返る/グロ・ハレーム・ブルントラント(Gro Harlem Brundtland)女史@2004年 国連大学/故 緒方貞子 元国連難民高等弁務官

=持続可能な開発目標(SDGs)=


近年、SDGs という言葉を至る所で耳にします。2015年「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択され、2030年の達成を目指した共通目標として、17の目標と169の指標が示され、先進国-途上国、政府-民間などの垣根を越えた普遍的で包摂的な取り組みが開始されています。この目標が「SDGs」で、取組み自体を指すこともあります。現在、SDGsは、日本政府、神奈川県といった地方自治体もこれに取り組んでいます。そもそも「持続可能な発展」という概念は、1987年のブルントラント・レポートにおいて「持続可能な開発」という考え方が提唱され、研究者の間で広く知られるようになりました。「経済発展」を目的とした「成長」ではなく、「持続可能性」を目指した「人間中心の発展」の在り方がフォーカスされています。
2004年(当時、厚木市議会議員)、早稲田大学大学院(アジア太平洋研究科)へ進学した私は、日本の研究者の中で最も早く、「持続可能な発展」に注目した原剛教授に師事しました。(ゼミ名は「環境と持続可能な発展論」) 当然、私の修士論文も「持続可能な発展」に関わるものでした。


SDGs(持続可能な開発目標)については、私の所属する県議団では、楠議員(所管の総務政策常任委員会委員)が最も力を入れて取組んでいます。


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国連大学(United Nations University @渋谷区)にて行われた「平成16年度(第13回)ブループラネット賞」受賞者記念講演会においては、研究者(修士課程)の一人として、私もご招待頂きました。特に 元・ノルウェー首相で、国連においても、世界保健機関(WHO)事務局長、「環境と開発に関する世界委員会」委員長を歴任した グロ・ハレーム・ブルントラント(Gro Harlem Brundtland)女史と直接お話しをする機会も頂き、その迫力に圧倒される思いで帰宅しました。 写真は、ブルントラント女史とのツーショット。日本人で初めての国連難民高等弁務官として、1991年から2000年まで10年間の任期を務めた緒方貞子女史もいらっしゃいました。


グロ・ハレーム・ブルントラント氏は、1998年4月、世界保健機関(WHO)の事務局長に就任した際の就任演説で『タバコは人殺しである。』との持論を展開し、痛烈な喫煙批判を行い、禁煙政策である『たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約』作成と締結を主導したことでも知られています。
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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

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