世界初のEVタンカー
昨年9月に、旭タンカー株式会社と東京電力エナジーパートナー株式会社及び本市と、「川崎港における電気推進船の普及促進等に関する基本協定」を結び、大型船などへの、給油船として、活躍しております。
船には、EV車約100台分の3480kWhのバッテリーが備わっており、最大12時間稼働でき、12時間以内で充電しております。
基本操舵室は1人で運航でき、操舵席に座らせていただきました。
充電用の電気は全て、太陽光発電と風力発電から賄われており、実質二酸化炭素ゼロでして、いざという時には、陸上に電気を供給出来る仕組みになっております。
年間の二酸化炭素排出量は約400t削減出来るとの事でした。
ヨーロッパでは、電気船が段々と主流に移りつつありますが、タンカーとしては、世界初。これから、電気ステーションのインフラが進み、EV船が更に普及していく事だと思います。
燃料費に関しては、電気の方が若干高いですが、停まっている時のアイドリングを今後加味して、結果を出すとの事。
だとすると、ほぼ燃料費が変わらないと推察もできますので、これからの普及促進に努めて参ります。
2022年05月27日 08:52