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IRカジノ用地だった山下ふ頭47㌶再開発への市民意見募集は6月30日まで

 2026年度ごろの事業化目途に
 昨年の8月、山中竹春市長の誕生によって、横浜へのIRカジノ誘致にピリオドが打たれ、IRカジノの予定地にされていた山下ふ頭の再開発について、市民からのアンケート形式での意見募集が行われています。3月末で730余りの意見が届いています。締め切りは6月30日。
アンケート大項目
  (スマホ版アンケート画面より)
〇山下ふ頭の再開発後にふさわしいイメージ
〇どんな機能を導入すると良いか
〇再開発に取り入れる視点
 【自由記述欄もあるので、自由に意見を書けます。
 アンケートリーフレットは、区役所広報相談係または、市営地下鉄・JR等の主要駅の市の広報配架場所】
 
 山下ふ頭の広さは、横浜スタジアム面積3㌶の15倍以上。横浜の臨海部に残された貴重なオープンスペースであり、市民の財産です。
 その土地利用については、100年後の横浜の市民にも良かったと思ってもらえるよう、現在の私たち市民の判断が求められています。
 「市民意見に応じて見直し検討する」
リーフレットを見ると、大型開発がメインとなっている「都心臨海部マスタープラン」などが規定計画として大きく示されています。これでは、市民意見はわきに置かれてしまうと、党市議団は見直しを求めてきました。
 党市議団の議会質問に対して、港湾局長は、「マスタープランを基本に考えていくが、市民の皆様から様々な意見をいただいた上で、必要に応じて計画の見直しなども検討していきたい」と答弁しました。ますます市民意見が重要です。
   求められる発想の転換
気候危機、新型コロナ・ウイルス感染症の流行、世界的な格差と貧困等など、世界は大きな課題に直面しています。都心部にある47㌶の広大な空間をあわてて開発するのではなく、貴重なオープンスペースとして有効に使うことも考えられます。



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横浜市会議員〈港南区〉

三輪 智恵美

みわ ちえみ

三輪智恵美

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