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神奈川県議会 決算特別委員会/「特殊詐欺被害防止対策」「NPO共同推進事業」

本日の決算特別委員会の質疑においては、主に阿部将太郎議員が「特殊詐欺被害防止対策」と「NPO共同推進事業」について取り上げ質疑を行いました。NPO共同推進事業の質問においては、関連して私も質問を行いましたが、時間切れで尻切れトンボとなりました。私はNPO協働推進課長の答弁は、適切だと思いますが、議論のやり取りを見ていた議員の方々からは「それじゃだめだろう」的なコメントも頂きました。NPO協働推進課長の判断で、NPO認定が左右されたりすることはあってはなりません。ただし、障害児が通う秦野の施設で『不正請求・不正受給と虐待』が発覚し、今年8月25日に県が『指定障害児通所支援事業者の指定』を取り消したと大きく報道されました。一方、当該団体に対して、NPO法人の認定取り消しを行わないということは、県民の理解を得られないのではないかと考えています。引き続き、議会で取り上げて参ります。

問・意見(要旨)「(NPO法に定める『相当な理由』と過去に監査に入った実績を受けて)障害児が通う秦野の施設で『不正請求・不正受給と虐待』が発覚し、今年8月25日に県が『指定障害児通所支援事業者の指定』を取り消したと大きく報道されました。NPO法人の認定取り消しは行われたのか」という質問に対して、現状はまだ行われていないとの答弁でありました。法律に準じた対応をしているものと思いますが、あまりに遅い対応と言わざるを得ません。NPO法人は「厳しい認証をクリアした信頼に足る団体」という県による「いわゆる『お墨付き』」でありますので、問題だと思います。

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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

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