夜は選挙応援／横須賀市長選挙最終日

本日は、東京都議会議員選挙および横須賀市長選挙の最終日です。都議選では、日本維新の会公認の候補者を応援しています。

最終日の本日、私は「子育て議員連盟」の仲間として長年ともに活動してきた、横須賀市長候補「おばたさおり」さんの応援に入りました。完全無所属の候補者です。
横須賀市長選は現職市長が有利と見られていますが、当該市長は道路運送車両法違反の疑いで書類送検されており、その公表に至る経緯も含めて看過できない問題があります。毎日新聞の取材によって指摘されたのちに公表し、しかもその説明は言い訳がましく、極めて見苦しいものでした。
さらに問題なのは、「交通法規違反を謝罪し、給与3カ月分を自主返納する意向を示した」という発言です。現行制度上、議会の承認を得なければ、法的に給与を自主返納することはできません。
本気で返納の意思があるのであれば、報酬条例の改正を議会に正式に提案し、承認を得るべきです。あるいは、第三者機関を通じて被災地などへ寄付する方法も考えられます。しかし、「地元に還元する」といった趣旨の発言を選挙直前に行うことは、有権者への寄付行為と受け取られかねず、公職選挙法の趣旨にも反する可能性があります。
市長という立場にある者が、有権者をミスリードするような発言を行うことは、極めて不適切であり、遺憾と言わざるを得ません。

私たち日本維新の会は、こうした行為に対して最も厳しい姿勢を貫く政党です。その理念に則り、「市長報酬大幅カット」を掲げるクリーンな市長候補、おばたさおりさんを、私は心から応援しています。
それにしても、現職市議の皆さまは、この問題をこのまま看過するのでしょうか。
報道にもある通り、横須賀市ではたびたび米兵による悪質な事件・事故が発生しています。そのたびに市として「法令遵守の徹底」を米側に申し入れてきたはずです。そうした立場を取ってきた市のトップ自らが、半年以上にわたり無車検・無保険の車両を日常的に使用していたという事実は、極めて深刻です。
このような行為を「うっかり」で済ませることはできません。むしろ悪質と言うほかなく、こうした姿勢が市政全体の信頼を損なう要因となりかねません。
議会がこの問題を軽視すれば、市民からの信頼を失うばかりか、市としての対外的な発言力すらも損なわれます。厳正な対応が求められています。