朝は箱根/長女の運動会/県営横内団地公営住宅新築工事(I期建築第2工区)視察
本日は、朝一番に箱根町の「ホテルおかだ」を訪れ、日大藤沢高校「桜藤求希会」(9期生・卒業65周年)の皆様にご挨拶をさせていただきました。長きにわたり母校を愛し続け、地域に貢献してこられた先輩方のお姿に、私自身も大きな励ましをいただきました。
その後、雨天延期となっていた長女の運動会に参加いたしました。秋晴れのもと、子どもたちの一生懸命な姿に、成長の喜びを改めて感じる一日となりました。関係者の皆様のご準備に心より感謝申し上げます。
その後、昼食用に弁当(税込600円)を購入し、県議会に登庁いたしました。通常業務に取り組んでいます。
本日午後は平塚市。日本維新の会県内調査(視察)として、「神奈川県営横内団地公営住宅新築工事(I期建築第2工区)」について、女性雇用の視点から視察を実施いたしました。本視察は、片桐紀子筆頭副団長に調整をいただき、決算特別委員会質疑の関係で当該委員を除く3名(さとう・片桐・松川)で参加いたしました。
神奈川県建設業協会からは、渡邉一郎会長(株式会社渡邉組)、遠藤修専務理事にご出席いただきました。また、神奈川県県土整備局からは、技術管理課長をはじめ、技術管理課積算システムグループ、住宅営繕事務所住宅整備課長および同職員の皆様、さらに総務室企画調整グループから1名、合計5名に説明員としてご同行いただきました。
また、株式会社渡邉組の女性社員3名(1名は2級建築士の2人の母)をはじめ、多くの渡邉組社員の方々にご協力いただき、女性用トイレ等の整備が進む建設現場をご案内いただきました。(集合写真に写っていない方も多数いらっしゃいます)
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■ 県営横内団地公営住宅新築工事 概要
- 所在地
平塚市横内3931外 - 目的(神奈川県県営住宅 健康団地推進計画)
建設後50年が経過し老朽化が著しい県営住宅の建替えを進め、バリアフリー化および居住環境の改善を図るとともに、地域に開かれたコミュニティづくりの拠点となるコミュニティルーム等を整備することで、だれもが健康で安心していきいきと生活できる「健康団地」への再生を目指すもの。
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本視察を通じ、建設現場における女性の就労環境改善が着実に進んでいることを確認することができました。現場には、女性専用トイレや更衣室の設置に加え、安心して休憩できる休憩室の確保など、女性が働きやすい環境整備への具体的な取り組みが展開されていました。
現場で活躍する女性社員の皆様からは、「設備が整ったことで、働く上での心理的負担が軽減された」「将来的に女性がもっと活躍できる現場になると感じている」といった声も伺い、環境整備が就労継続や新規参入の後押しになっていることを強く実感しました。
一方で、現場ごとに整備状況に差がある点、女性管理職や技術者のさらなる増加に向けた制度・人材育成支援が求められる点も明らかになりました。
今後は、
・県発注工事における女性雇用促進の評価指標の明確化
・女性が働き続けられるキャリアパスの構築支援
・中小建設業者への支援強化(費用・ノウハウの共有)
など、行政と建設業界が一体となった環境改善がより重要になると考えます。
神奈川県議会維新県議団としても、女性が安心して働き、力を発揮できる建設業界の構築に向け、引き続き政策的後押しをしてまいります。

2025年10月27日 17:07