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神奈川県議会「文化スポーツ観光常任委員会」質問に立ちました

【文化・スポーツ・観光から、地域の未来をつくる】
本日の神奈川県議会「文化スポーツ観光常任委員会」において、県央・丹沢地域をはじめ、県内各地域の魅力を活かした文化・スポーツ・観光政策について、9項目にわたり質問しました。
今回、私が重視したのは、文化、スポーツ、観光を別々の施策として捉えるのではなく、「地域の価値を高め、人を呼び、地域経済を動かす力」として横断的につなげていくことです。

①【県央・中山間地域への観光誘客】
観光需要が横浜・鎌倉・箱根など一部地域に集中する状況を改め、県央・丹沢にも人の流れをつくることが必要です。豊かな自然、歴史、文化、農林業など地域固有の資源を活かし、「通過する観光」から「訪れ、滞在し、地域で消費する観光」へ転換するよう求めました。
②【観光による地域経済循環】
観光客数だけを追うのではなく、宿泊、飲食、買い物、地域交通などを通じて、地域に消費を呼び込み、経済が循環する仕組みをつくることが重要です。
また、先の質問趣意書でも取り上げた自動運転など、新たなモビリティを活用した二次交通の充実についても要望しました。
③【「どこでも音楽便」の継続・拡充】
昨年の代表質問で私が提案し、実現した「どこでも音楽便」について、単発のイベントで終わらせず、継続的な文化政策として育てていくことを提案しました。若手アーティストの活躍の場を広げ、学校、福祉施設、地域団体、観光事業者などとの連携を深め、文化を地域の隅々まで届ける取組へ発展させるよう求めました。
④【地域の自然と文化芸術の融合】
実際に訪れた「どこでも音楽便」厚木公演、清川村公演での経験も踏まえ、公園、湖畔、河川敷、広場など、地域固有の自然や景観を舞台に文化芸術を届ける取組を、県央・丹沢をはじめ県内各地へ広げるよう求めました。地域の魅力は、既存の施設の中だけにあるものではありません。地域そのものを舞台にする発想が必要です。
⑤【GREEN×EXPO 2027と地域文化】
県内の伝統芸能、若手アーティスト、地域団体などが参加・出演できる機会を確保するとともに、博覧会を一過性のイベントで終わらせないことを求めました。
開催期間中の集客だけでなく、その後の観光誘客、地域文化の継承、地域振興につなげてこそ、県民にとって意味のあるレガシーになります。
⑥【伝統芸能の継承と担い手育成】
厚木王子高校の人形浄瑠璃、愛川高校の和太鼓、相模里神楽など、学校と地域が連携して伝統文化を次世代へつないでいる取組を意識しました。
伝統文化は、残そうと思うだけで残るものではありません。発表する場、活動する場、次の世代が担う環境を整えることが必要です。発表機会の確保や活動基盤の強化など、県としての支援を求めました。
⑦【パラ・デフスポーツと共生社会】
私自身のデフリンピックでのメディア担当ボランティア経験も踏まえ、指導者・ボランティアの育成、競技用具の確保など、障害のある人が地域で継続的にスポーツを楽しめる環境づくりについて質問しました。
障害者スポーツを「特別なスポーツ」にとどめず、地域のスポーツ文化の一部として根付かせることが重要です。県立総合リハビリテーションセンターの専門的な知見を地域で活用することも求めました。
⑧【県立スポーツ施設の再整備】
県立スポーツ施設について、老朽化対策に加え、猛暑対策、バリアフリー化、省エネ化など、時代に即した機能更新を求めました。
また、宮ヶ瀬湖をはじめ県央地域の豊かな自然や既存施設を活かし、スポーツ、観光、地域振興を一体的に進めるよう要望しました。
⑨【多文化共生・観光DX】
愛川町など外国籍住民の多い地域を念頭に、文化・スポーツを通じた交流や「やさしい日本語」の普及を進めるとともに、観光DXを活用し、観光客の移動・滞在・消費などのデータを地域経済の活性化につなげる取組を求めました。

今回の委員会質疑では、文化、スポーツ、観光を別々に進めるのではなく、地域の暮らし、交流、経済を支える力として結びつけることを強く求めました。県央・丹沢には、自然、文化、歴史、スポーツなど、まだ十分に活かし切れていない地域資源があります。大切なのは、それらを磨き、人を呼び、地域で人が動き、消費が生まれ、経済が循環する仕組みに変えていくことです。
県央・丹沢の可能性を県政の力で引き出し、その成果を県全体の発展につなげる。そのために、これからも地域の声を政策に変え、具体的な施策を一つひとつ前に進めてまいります。

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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

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