【衆議院議員|神奈川16区】民間出身の新人議員から見る、自民党のガバナンスと現場
民間出身の新人議員から見る、自民党のガバナンスと現場
〜直近話題のテーマについて(10月8日号)〜
連日のように報じられる閣僚の発言をめぐる問題。
「なぜ組織としての自民党で、こうしたことが起きるのか」
「党として防ぐことはできないのか」
こうした疑問に対し、民間出身の新人議員という立場から、自民党の組織構造とガバナンスの実態について、率直にお伝えします。
なぜ経験豊富な政治家でさえ問題発言が起きるのか
現閣僚の過去の発言をめぐり、連日報道が続いています。
一議員として地元の声に耳を傾け、国を前に進める活動に丁寧に取り組むことが私の役割ですが、皆様が抱かれる不信感も分かります。
民間出身・公募で政治の世界に入った私の目から見ても、内部の事情を知らなければ、だらしなく見えてしまうのも無理はないと感じます。
今日はあえて、こうした問題が起きる背景についてお話しします。
民間企業と自民党のガバナンスの違い
結論から申し上げますと、自民党には、議員個人の言動を細かく統制する仕組みは、民間企業ほど多くありません。
私が証券会社にいた頃は、会社としての見解に沿って発言することが徹底され、発言やメールについても管理・記録の対象となっていました。ミスやリスクを防ぐための仕組みが、緻密に組み込まれていたのです。
一方、自民党は違います。
私が支部長になった際も、確立された演説指導や研修があるわけではなく、発言内容や活動方法は、基本的に自分自身の判断に委ねられていました。
最初は不安もありましたが、活動を続ける中で、これこそが自民党の強さの源泉の一つなのだと気づきました。
地域に根ざす市議・県議の存在と「自由な議論」
支部長になって強く実感したのが、地域に根ざした政党としての強みです。
地元の市議や県議の先輩方からは、これまで多くのことを教えていただきました。こうした頼もしい議員が全国各地にいることも、自民党の大きな力だと感じています。
現場から吸い上げられた生の声があるからこそ、地域の実情に即した、地に足のついた議論ができるのです。
地域によって課題はさまざまだからこそ、杓子定規に指示に従うだけではなく、議員一人ひとりが課題を深く理解し、自分自身の言葉で語る必要があります。
ただし、最終的には政策として決断しなければなりません。
自由闊達な議論を認める文化と、組織としての団結力・決断力。この二つのバランスが大切になってきます。
もちろん、無秩序に、どのような発言も是認しているわけではありません。
発言には重い責任が伴います。そのことを、私自身も強く自覚してまいります。
正解のない世界で、各議員が切磋琢磨する
どのような政策であれば国民の理解を得られるのか。また、それをどのように伝えるのか。
政治における政策や発信の方法に、ひとつだけの正解はありません。
指示された通りに動くのではなく、一人ひとりの議員が現場で切磋琢磨する中でこそ、政策議論や表現方法も、より良いものへと磨かれていくのだと確信しています。
ガバナンス・コードの改定など、組織としての努力も続いています。
しかし、ルールやコードを整備すること以前に、一人ひとりが自分自身の行動指針を明確に持つことが大切です。
私の標語である「まっすぐ、先に、新世代」のもと、誠実に、高い倫理観を持って課題に向き合い(まっすぐ)、スピード感を持って未来を見据え(先に)、若い力で(新世代)、挑戦してまいります。
皆様からの貴重なご意見を真摯にお聴きしながら、この思いを一つひとつ形にしてまいります。
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2026年10月08日 14:08