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シルバーウイーク中の箱根温泉旅館/お風呂は素晴らしかったです/箱根彫刻の森美術館

私は、ゴルフもマージャンもギャンブルも一切やらない無趣味の人間です。あえて趣味といえば「旅行」「温泉」「子育て」「読書」「仕事」でしょうか。

趣味らしい趣味は、「温泉と読書」です。

そこで、昨日、今日と一泊二日で箱根の温泉旅館に家族そろって行って参りました。

シルバーウイーク中は混雑もあり、宿も取れにくかったことから、だいぶ人の出も戻ってきている印象があります。

箱根町の落ち込みなどが報道され「箱根の苦境」が多く報道されています。

神奈川県としても、物心共に協力をさせて頂いている所です。


「多くの税金が投入されているのにもかかわらず、旅館の旦那衆は努力が足りない」という声も少なからずある中、私は「そうではなくしっかりと支援をするべきだ」と議会の中でもこれまで発言をして参りました。


そう言った経緯もありシルバーウイーク中、良い部屋しか空いていなかった関係もあり、今回も身銭を切って、分不相応なほど良い部屋をとらせて頂きました。


少しでも箱根に「お金を落とし、地域の応援をする」ことを考えたからです。

結論から言えば、やはり、箱根は恵まれた土地にあり、黙っていてもお客が集まる環境にあります。

旅館などサービス業で働く方たちは、ホスピタリティーの想いをもって働かれていると思いますが、経営者の皆様方は、「県民の税金が投入されている」という現実を本当に御理解しているかと思えるような点も多々、目にして参りました。


私は、20代の2年間、伊豆の天城湯ヶ島の老舗旅館「旅館月ヶ瀬(現・月ヶ瀬温泉 雲風々)」に調理師として働いておりましたし、調理長の「かばん持ち」として、多くの旅館も内側から見る経験もして参りました。旅館経営者の方々と話す機会も多く、現場の事情についても、他の議員や首長、職員の方々よりも知っているつもりです。


そうした視点から、今回、箱根の旅館をみると「公金が入り、県民や日本全国の方々が応援していることの有難み」を深く感じて頂き、旅館の皆様も恵まれた環境に甘えることなく、御努力して頂きたいと願うに至りました。


同じように風評被害(や物理的被害)に苦しんだという立場であった秋保温泉(宮城県仙台市)の旅館は、本当に頑張っています。

箱根にも頑張っていられる経営者方々も多く居られるはずです。そうした方々の想いを軸に(地域サービスの)相対的な底上げを強く期待しています。


県から支援がなされる事を「あたりまえ」と思わずに商売人としてのプライドを持って、御商売に精進して頂きたいと強く願っています。

あくまでも私の個人的感想ですが、正直に言って、がっかりしました。こういった事は、議員としては、とても言いにくいものです。ただ、今回は「再生してほしい」と公金を多く注込んでいる以上、県としても事業者の皆様に対し、より一層の努力を求めるべきだと思っています。


これ以上のコメントについては、個人的であれば、語ることもできますが、この場では控える事とします。

言うまでも無く、箱根の温泉泉質は素晴らしく、神奈川県の財産です。温泉に浸かりに行くには、箱根は最高であるということは間違いありませんので、念のため。


【写真】: 箱根彫刻の森美術館、いい天気で子ども達も大喜びでした。


カテゴリー:政務調査活動(視察), 活動日誌
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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

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