• このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

平成28年第3回定例会(決算審査特別委員会)代表質問 台風9号について質問答弁要旨

平成28年第3回定例会(決算審査特別委員会)にて行いました代表質問の質問答弁の要旨です。

今回、私は

・台風9号について

・かわさきアプリについて

・農業委員会制度の改正について(老沼議員と)

・都市農業活性化連携フォーラム

を担当させていただきました。

 

本日は、「台風9号について」の要旨です。

 

 

質問:(1)台風9号に伴う大雨に関する被害状況について伺う。(2)多摩川河川敷が冠水し、広域避難所に指定されている箇所は普段、野球場などに利用されているが、被害状況と復旧についての考えを伺う。(3)市内約5万世帯に避難準備情報が発令、翌日、麻生区約1万5千世帯に避難勧告が発令された。避難者の状況と避難所開設状況について伺う。麻生区で発令された避難勧告に対して、0.05%の避難率は本市としてどのような認識を持っているか伺う。また、今後における自主防災組織の訓練などで、避難準備情報・避難勧告・避難指示の発令についてどういった啓発を行っていくのか伺う。(4)台風9号が過ぎ去った10日後に危機管理室に最大総雨量と最大時間雨量について尋ねたところ、川崎区と中原区の情報は集計中だった。大規模災害が発生し災害対策本部が設置された際にこういった事態が起きても、同じ対応なのか伺う。また、原因と今後の対応について伺う。

 

答弁:(1)被害状況は、人的被害として軽傷者4名、住家被害として床下浸水が2棟、非住家被害として浸水が1棟、その他に崖崩れが2件発生した。(2)多摩川の河川敷は川崎区を除くほぼ全域で冠水し、最も被害が大きい高津区宇奈根地区、北見方地区では、冠水が70cm程度まで達した。主な被害として、表土の流出、野球場のバックネットやスコアボードなどの施設において被害があった。漂着ごみの処理は概ね完了し、すでに供用を開始している。被害の大きいグラウンドなどについては、11月の供用開始に向け取り組んでいるところ。(3)避難所への避難者数が最も多かった8月22日の15時の時点で、全市で13世帯25名で、このうち避難勧告を発令した麻生区では、9世帯17名。避難者数については、降雨の状況などにより住民の方が避難行動を判断された結果と捉えている。風水害に関する啓発について、市政だよりへの記事の掲載、町内会の協力によるチラシ閲覧、職員が地域に出向き実施する「ぼうさい出前講座」、市民啓発冊子「備える、かわさき」における避難行動についての周知などを行っている。その他に、一部の避難所では、避難所運営会議の場において、避難勧告などに関する振り返りを実施したところ。今後も、各区役所と連携し、必要に応じて自主防災組織の訓練の場での啓発冊子やハザードマップの配布、土砂災害ハザードマップ説明会を実施するなど、災害時に必要な情報の周知、啓発に努める。(4)本市が独自に設置している雨量観測点のデータの集計に時間を要したが、今後は、より迅速な集計を行い、適切な情報提供に努めていく。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

川崎市議会議員〈中原区〉

原 典之

はら のりゆき

原典之

プロフィールを見る

BLOG

原典之の政治の村ブログ

一覧へ