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平成28年第3回定例会(決算審査特別委員会)代表質問 かわさきアプリについて質問答弁要旨

平成28年第3回定例会(決算審査特別委員会)にて行いました代表質問の要旨です。

今回、私は

・台風9号について

・かわさきアプリについて

・農業委員会制度の改正について(老沼議員と)

・都市農業活性化連携フォーラム

を担当させていただきました。

 

本日は、「かわさきアプリについて」の要旨です。

 

質問:台風9号が関東地方に上陸する前夜から、本年4月からスタートした「かわさきアプリ」のシステムに不具合が生じ、情報提供が十分に行われないといったことが起きた。もし、これが大規模災害だと思うと大きな混乱が生じ市民に多大な影響が出ていたと思う。(1)この不具合は何が要因なのか、また、当時の対応状況について伺う。(2)かわさきアプリがスタートして半年が経つが、かわさきポータルアプリ、防災アプリ、子育てアプリ、ごみ分別アプリの最新の登録件数と利用者数について伺う。また、それぞれの数字に対する本市の見解を伺う。(3)今後、市民ニーズに応えるため、また、多くの情報を発信する意味でも、多種多様なアプリを作っていく必要があると考えるが、見解を伺う。また、市民の方々からは、どういった要望があるのか伺う。

 

答弁:(1)不具合の要因について、防災アプリ、子育てアプリの位置情報を管理するサーバーに処理エラーが発生したことによるものと判明している。8月21日の対応状況について、台風9号の影響に伴う避難準備情報が発令されたのち、午後10時過ぎに「かわさきアプリ」の不安定な状況を確認したため、運用委託業者に状況確認及び平常稼働を優先するよう指示をした。その後、応急措置と原因調査を行い、翌22日の午前1時ごろに平常運転に戻ったが、午後1時過ぎから再度アプリの起動が不安定な状況となり、サーバーに蓄積された不要なログの削除や再起動などを実施をした。現在は、正常に稼動しているが、処理エラーが発生した根本原因について継続して調査を行っている状況。(2)8月末現在のダウンロード件数は、ポータルアプリは約1万2百件、防災アプリは約7千件、子育てアプリは約6千6百件、ごみ分別アプリは約1万5千4百件。また、月平均の利用者数は、ポータルアプリは約2万5千件、防災アプリは約5万3千件、子育てアプリは約7万7千件、ごみ分別は約2万5千件。これらのアプリについて、本年4月の運用開始から、継続的に様々な啓発活動に努め、緩やかながらダウンロード件数や利用者数が増加している。着実に市民の方々に浸透してきているものと考える。(3)今後の展開について、市民の方が必要とする様々な情報を的確かつタイムリーに届けるツールとしてアプリを活用することは、行政サービスを向上させる意味からも大変効果があるものと考える。市民の方からは、身近に開催される地域の多様なイベント情報を知りたい等の要望があるので引き続き市民ニーズに応じた取り組みを進めていく。

 

また、台風9号及びかわさきアプリについて以下の通り意見要望いたしました。

台風9号では雨量の情報が出てこない事やかわさきアプリのシステム障害が発生いたしました。答弁では、それなりの理由があったものの、災害時に市民に情報が出せないといった事は、いざという時に混乱を招きます。情報の発信元が機能しないことには災害対策の打つ手が減るのは明らかでありますので、今後において更なる改善を求めます。

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川崎市議会議員〈中原区〉

原 典之

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