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平成28年第3回定例会(決算審査特別委員会 総括質疑)キングスカイフロントのマネジメントについて

平成28年第3回定例会(決算審査特別委員会 総括質疑)にて行いました代表質問の要旨です。

今回、私は

・臨時財政対策債について

・キングスカイフロントのマネジメントについて

・公園事業(等々力プール)について

を担当させていただきました。

 

本日は、「キングスカイフロントのマネジメントについて」の要旨です。

 

質問:(1)キングスカイフロントにおいて、マネジメント体制の構築は重要と考えている、平成27年度からは、リサーチコンプレックス推進プログラムの活用を図ってきたと、総務部会で答弁があったが、平成27年度におけるリサーチコンプレックス推進プログラムを活用したマネジメントの取り組みについて伺う。(2)マネジメント機能の構築に向け、本格的に着手したのとこだが、まちづくりとは、ハードの整備が終わった後のマネジメントも見据えながら進めるべきと考える。検討に着手とは遅すぎないか。企業進出が終わろうとしているが、いつ検討結果がしめされるのか。(3)これまで、行政主導げ進めてきたマネジメントを民間主導に切り替えていくにはハードルが高いのではと思うが、課題等見解を伺う。(4)キングスカイフロントのマネジメントは、どのようなものを目指し、どのうように進めているのか、本市の考えについて伺う。

 

答弁:(1)関係機関において、キングスカイフロントの拠点形成の経過や目指すべき将来像を共有するとともに、自立的なマネジメント体制の構築に向け、組織を超えた人材交流の実現や、地域内外の関係者の信頼関係醸成のためのワークショップなどを開催してきた。マネジメント機能の一つである人材育成機能の導入に向け、中核機能である慶應義塾大学を中心とした教育研究活動の本格実施体制の構築に取組み、殿町タウンキャンパスの開設につながったところ。(2)最先端の研究開発に取組む企業や研究機関などの立地誘導を進め、順調に拠点形成が図られてきたところ。本年4月にキングスカイフロントマネジメントセンターを設置し、立地機関との密接なコミュニケーションを図るとともに、立地機関へのヒアリングを行ってきたところ。今後は、リサーチコンプレックス推進プログラムの本採択を受け、本制度を活用し、殿町タウンキャンパスを開設した慶應義塾大学と連携しながら、異分野融合研究の促進、優れた要素技術を有するベンチャー企業の参画などを通じた事業化支援、起業家人材の育成をはじめとするプロジェクを試行的に実施し、その成果を反映し、本プログラムの支援が終了する平成32年に向け、本格的なマネジメント機能を構築していきたいと考えている。(3)マネジメント機能の構築の課題について、日本では国際的なイノベーション拠点での民間を主体としてマネジメント機能が確立されている事例はない。キングスカイフロントでは、これまでの立地機関に対するヒアリングを通じて、研究人材の交流促進機能や若手人材を育成する機能、地域の産業との連携機能、資金調達機能などの必要性が確認され、こうした分野における民間の参画などが検討すべき課題と考えている。こうした課題に対し、リサーチコンプレックス推進プログラムを活用した民間参加の試行プロジェクトにより、有効性や事業性、継続性などの検証を十分に行い、本格的なマネジメント機能に反映していきたと思う。(4)総合的な機能を発揮するマネジメント体制の構築に向け、国際的イノベーション拠点におけるマネジメント機能構築のための支援制度であるリサーチコンプレックス推進プログラムの有効活用を図っていく。殿町タウンキャンパスを開設した慶應義塾大学と連携し、同プログラムの支援メニューを活用し、異分野融合研究の促進、事業化の支援、人材育成などのプロジェクトを試行的に実施し、その結果を本格的なマネジメントの導入に生かしていく。今後も、キングスカイフロントに立地する機関と十分に連携し、産学公金が活発に活動し、キングスカイフロントで次々とイノベーションを創出する仕組みを作り上げ、国際戦略拠点の形成を進めいていきたいと考えている。

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川崎市議会議員〈中原区〉

原 典之

はら のりゆき

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