• このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

平成28年第4回定例会の代表質問 小杉町コンベンションホールについて

昨年12月に開催された、平成28年第4回定例会の代表質問で私が担当いたしました質問は以下の通りです。

・第2期ウエルフェアイノベーション推進計画について

・イクボス宣言及び関連議案について

・小杉町コンベンションホールについて

・企業会計的手法による本市の財政状況について

 

「小杉町コンベンションホールについて」の質問と答弁の要旨です。

 

質問:(1)研究者、技術者等の交流機会の創出、拡大、そして多彩な交流連携等を生み出し、地域経済の活性化及び地域の活力向上に寄与するために小杉町2丁目にコンベンション施設の整備を行うとあり、平成30年開業を目指し計画が進んでいる。この目的以外に、広く市民の利用もあるとあるが、着席または立食スタイルでどの程度のキャパシティか伺う。(2)料金設定をどのように考えているか伺う。(3)コンベンション施設を誘致することは、関連して宿泊施設の誘致も必須と考えます。これからの計画について伺う。(4)コンベンション施設と南武線武蔵小杉駅を結ぶにあたり、ボトルネックだった小杉会館も売却されたと聞いた。見解と今後の取り組みについて伺う。(5)開業後当分の間、コンベンション施設から、南武沿線道路をまたぐ歩道橋だけでの活用となるわけだが、歩行環境は足りていると認識しているのか伺う。(6)北側には新小学校建設が進められているが、仮に小杉3丁目が学区に入った場合の通学路の安全面の担保はできるのか、伺う。

 

答弁:(1)施設の規模について、ホール部分は920平方メートル、机を並べた着席利用及び立食スタイルともに720名、座席のみの場合は912名を想定し、3分割での利用も可能。立食スタイルの場合、テーブルのレイアウト等を工夫すると、千名程度の収容も可能と想定している。25名から30名程度の着席での利用が可能な会議室も4室あり、2室での一体利用も可能。(2)料金設定について、近隣の類似施設と比較し、競争力のある利用料金とする考えから、ホール部分を1日利用(午前9時から午後10時まで)した場合の上限額を、約92万円と定めている。また、会議室については、市民利用を考慮し、1日利用した場合の上限金額を1室あたり約2万円と定めている。(3)宿泊施設の誘致について、新たな宿泊施設の計画はないが、複数ある近隣の宿泊施設と連携することで、利便性を高め、幅広い利用ニーズに応えながら、繰り返し利用いただけるよう取り組んでいきたいと考えている。(4)都市計画マスタープラン小杉駅周辺まちづくり推進地域構想に基づき、ペデストリアンデッキ整備に協力いただけるよう協議を続けてきたところで、所有者が変わった場合についても、これまで通りの考え方を示し、協力を求めていきたいと考えている。(5)歩行環境について、ペデストリアンデッキの交通量は、環境影響評価において予測・評価を行い、歩行者のサービス水準が確保された計画となっているところだが、デッキは段階的な整備となることから、円滑な歩行環境が確保されるよう関係者と協議を進めていきたいと考えている。(6)現在、新設小学校について、「小杉駅前周辺地区新設小学校通学区域等検討会議」において、学校名や通学区域の検討を行っているが、通学路の安全対策についても検討を行う予定。この会議で指摘された通学路の危険箇所については、「通学路安全対策会議」で検討を行い、必要となる安全対策を講じていく。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を印刷

川崎市議会議員〈中原区〉

原 典之

はら のりゆき

原典之

プロフィールを見る

BLOG

原典之の政治の村ブログ

一覧へ