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平成29年第1回定例会代表質問「川崎市職員採用試験の制度変更について」質問と答弁要旨

3月に開催された、平成29年第1回定例会の代表質問で私が担当いたしました質問は以下の通りです。

・市長選挙の公約について

・川崎市職員採用試験の制度変更について

・川崎市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 

「川崎市職員採用試験の制度変更について」の質問と答弁の要旨です。

 

質問:(1)本市職員採用に関して、来年度より、多様で有為な人材確保に向け、公務員を選択肢と考えていなかった民間志望の学生などの幅広い層の方々がチャレンジしやすいよう、筆記試験の分野を減らしたり、面談試験実施区分を拡大するなど、人物重視で、特別な公務員試験対策を軽減した試験制度へ変更されるが、主な特徴について伺う。(2)行政事務区分のみで実施している面談試験を、消防士を除く全区分に拡大し、実施する予定だが、消防士を除いた理由を伺う。

 

答弁:(1)変更後の試験における特徴について、「総合筆記試験の導入」及び「面談試験実施区分の拡大」の2点が主なもの。総合筆記試験の導入について、出題分野が幅広い従来の教養試験及び専門試験に代えて導入するもの。出題分野として、公務員に必要な基礎的事務処理能力や、学校等で学んだ知識の確認に重点をおいたものとなっている。技術系の区分では、従来の教養試験で課していた法律や経済などの社会科学系の知識問題を除くことにより、特別な公務員試験対策の負担軽減につながると考える。面談試験について、より的確に受験者の人物的側面を確認することや、できる限り多くの受験者に人物試験の機会を与えることをねらいとしていて、従来は大学卒程度採用試験の行政事務区分のみで実施していたもの。この面談試験は、採用試験の最終段階で実施する面接試験と比べて、机を挟んだ対話形式で実施するなど、受験者と試験官の距離が近く、面接試験よりもリラックスした雰囲気のもと、受験者の本来の姿を引き出しやすい手法の人物試験。(2)消防士区分において面談試験を実施しない理由について、消防士の職務の特性上、身体的能力を確認する重要性が高く、体力検査など他の試験区分に無い試験科目を課していることから、受験者の負担も考慮し、実施対象から除外した。

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川崎市議会議員〈中原区〉

原 典之

はら のりゆき

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